G1特集 第36回 フェブラリーステークスG1特集 第36回 フェブラリーステークス

有力馬情報

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ゴールドドリーム この舞台では一日の長

ゴールドドリーム
2度目の優勝を目指すゴールドドリーム

前走東京大賞典ではケイティブレイブを見ながら追走。4コーナーから最後の直線にかけて若干窮屈なシーンがあったが、道中の反応は終始良かった。予定していたチャンピオンズCを直前に回避した影響は感じさせず、2着という結果は悪くない。今回もルヴァンスレーヴは不在。インティら新興勢力の存在はあるものの、東京ダート1600mでは本馬に一日の長があるだろう。フェブラリーSは2017年に優勝。昨年のレースは仕掛けのタイミングがやや早かった分の2着であり、勝ちに等しい内容だった。連軸としての信頼度はかなり高い。

オメガパフューム G1の連勝を目指す

オメガパフューム
東京大賞典を制したオメガパフューム

ダート馬としては馬体重が軽いのだが、それを全く感じさせないスタミナとパワーがある。昨秋はシリウスSから始動し、JBCクラシック→チャンピオンズC→東京大賞典とG1・3連戦を完走してみせた。スローペースで末脚が不発に終わったチャンピオンズCこそ5着に敗れたが、東京大賞典で見事にG1初制覇。古馬トップクラスの牙城を崩したその力は評価すべきだろう。東京ダート1600mは過去に1度だけ経験。昨年の青竜Sが3着だった。距離はやや忙しいかもしれないが、東京での決め手勝負は望むところ。ペースが速くなる点も歓迎だ。

インティ 6連勝中の上がり馬

インティ
東海Sを逃げ切ったインティ

目下、重賞を含む6連勝中の上がり馬。前走東海Sでは単勝1.5倍の支持を受けて、見事にその期待に応えた。内目の枠だったことに加えて、競りかけてくる馬もおらずすんなりとハナへ。道中のペースも緩く、残り200mで突き放し2馬身抜けた。見た目は楽勝だが、ペース・展開はかなり楽で、当然というべき結果か。今回はマイル戦で芝からのスタート。例年ハイペースになるし、逃げ切りは非常に困難なレースだ。先行できても息が入りにくいし、砂を被った時の不安もある。底知れぬ魅力はあるものの、疑ってかかる根拠も十分ある。

サンライズノヴァ 根岸Sの敗退は度外視

前走根岸Sでは1番人気に支持されるも、まさかの8着に敗退。スタートのタイミングがやや合わなかったが、それほど大きな不利ではない。元々後ろから行き末脚を活かすタイプなので、想定の範囲内だ。しかし、上がり3ハロンそのものが平凡だった点は誤算。力を全く出せなかった。明確な敗因は不明だが、過去にも1度同じようなケース(17年武蔵野S12着)があった。昨年の武蔵野Sではクインズサターンやユラノトらに先着して勝利。東京ダートの実績は今回のメンバーでも上位。G1でも好勝負になるはず。前走を度外視して見直すべきだろう。

サンライズソア 難しい馬だが地力は高い

前走チャンピオンズCでは5番手追走から3着に入線。元々ハナへ行く気はなかったようだが、ペースを考えると主導権を取りに行っても良かったかもしれない。ただ、脚の使いどころが難しいタイプで、仕掛けのタイミングは常にカギになる。昨秋はJBCクラシックもシリウスSも3着で、オメガパフュームやノンコノユメと差がない競馬を続けている点は評価できる。東京ダート1600mは17年の武蔵野Sに出走し、インカンテーションの2着。強い相手に食い下がっており、コース替わりも問題なさそうだ。引き続き上位争いが見込める。