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前走後は放牧を挟んで1月17日に栗東へ帰厩。翌日から馬場入りを再開してきちんと乗り込まれており、調整過程は順調だ。ここ2週は坂路単走で追われ、先週は助手騎乗で800m51.1秒と速い時計が出た。今週は藤懸騎手を背に800m49.8秒の一番時計をマークしただけでなく、ラスト400mを11.8−12.1秒と上がりを好時計でまとめてきた点も評価できる。状態面は万全といえそうだ。
前走の4日後には坂路入りを再開して入念に乗り込まれており、調整過程は順調そのものといえる。ここ2週はWコース単走で追われ、先週は武英調教師を背に一杯に追われる強めの内容を消化。今週は古川騎手を背に馬場の外目を回り、1000m66秒前後、ラスト200m12秒前半という内容はこの馬としては上々と言っていい時計内容だ。近走の好状態をしっかりと維持できている。
前走から中2週で再度の東京遠征という厳しい臨戦過程だが、この中間はオーバーワークにならないような調整過程で疲労残りの心配はないと見ていいだろう。今週は助手を背に坂路で格下馬に先行する形でスタート。中間地点で相手が内から追いつき、ラスト400mはびっしり追われて併入した。800m52.2秒、ラスト12.2秒という時計は悪くなく、実力を出し切れる状態だ。
前走後はプール調教中心でクールダウンした後、先週水曜、レース1週間前の日曜と最終追い切り以外に2本追われており、中2週としては十分な調教量と言っていい。今週は内田騎手を背にWコースで前走時と同様、前の僚馬2頭を目標に少し離れた位置での単走追い。前走時ほどの素軽さは感じられなかったが、この馬としてはまずまずの動きだった。全盛時の迫力はないが、現状の力は出せる状態だ。
前走から中1週半で再度の関東遠征というかなり厳しい臨戦過程だが、ごく軽めとはいえ先週も追い切りをこなしており、疲労残りの不安も感じさせず、順調な調整過程といえる。今週は福永騎手を背に坂路単走で追われ、開門から延べ350頭以上が走った荒れ馬場をものともせず、800m51.6秒、ラスト200m12.5秒の好時計をマークした。レースへの適性は別だが、体調面には一点の曇りもない。
ベストウォーリアは根岸S取り消し明けだが、今週の坂路追いを見ると根岸S時の最終追いより良化しており、好走した昨年に近づきつつある状態。アウォーディーは助手を背にWコース単走で追われ、1000m65秒前後、ラスト200m12秒前後という時計をマーク。今週のWコースは走りやすい馬場で特筆すべき内容ではないが、この馬なりにはしっかりと動けており、状態面に不安なし。サウンドトゥルーは今週木曜にミナリク騎手を背に坂路で格下馬と併せ、終い強めに追われて併入という内容。時計的にも平凡で、前走からの上積みは感じられない。