第35回 フェブラリーステークス 過去10年の傾向(データ)｜G�T特集

競馬予想・競馬情報トップ　> G1特集　> フェブラリーステークス　> 2018　> 過去の傾向

過去10年のJRA-VANデータをもとに、
フェブラリーステークスを丸裸にしてみよう！

昨年は２番人気に推されたゴールドドリームが差し切り勝ち。２着に５番人気ベストウォーリア、３着に１番人気カフジテイクが入った。

１）近３年は堅めの決着

過去10年の人気別成績は、１番人気馬が【4.1.3.2】。15年コパノリッキーら最多の４勝をあげ、連対率50％・複勝率80％でトップだ。２番人気馬は【2.1.2.5】で一昨年のモーニン、昨年のゴールドドリームと近２年連勝している。以下、３・６・７・16番人気馬が１勝ずつ。16番人気馬の勝利は14年のコパノリッキー。ただし、10番人気以下の激走はこの１回のみと少ない。

配当面では12〜14年まで３年続けて馬連万馬券と波乱となっていたが、近３年は連対馬がいずれも５番人気以内と上位人気馬が好走し、堅めの決着が続いている。

２）複勝率が高い川崎記念・東京大賞典組

前走レース別成績は、川崎記念組が【1.3.2.8】。09年サクセスブロッケンが勝利し、連対率28.6％・複勝率42.9％と高い。３着以内に好走した６頭はすべて前走の川崎記念で３着以内に入っていた。

また、東京大賞典組は【1.2.3.9】。08年ヴァーミリアンが勝利し、連対率20.0％・複勝率40.0％とこちらも優秀だ。この組の３着以内馬６頭中４頭は過去にダートグレードＧ１で勝利した経験があった。これら前走地方の川崎記念組・東京大賞典組の複勝率が高く、注目だ。

３）チャンピオンズＣ組が３年連続好走

少数ながら前走チャンピオンズＣからの直行組は【1.1.1.2】。昨年のゴールドドリームが勝利し、連対率40％・複勝率60％と高い。近３年で毎年１頭ずつ３着以内に好走している。好走した３頭はいずれも３歳時にユニコーンＳを勝利していた。

他の前走レースでは、出走数最多の根岸Ｓ組が【2.2.2.51】。一昨年のモーニンら２勝も、連対率7.0％・複勝率10.5％と低い。この組は前走１着馬に注目。前走根岸Ｓ勝ち馬は【1.1.2.4】で昨年もカフジテイクが３着に入り、複勝率50％と優秀だ。この組の３着以内馬６頭はすべて前走で３着以内に入っていた。

また、東海Ｓ組が15年コパノリッキーら２勝しており、【2.1.1.9】で連対率23.1％・複勝率30.8％。なかでも、前走東海Ｓ勝ち馬は【2.0.1.1】と好成績をおさめている。

４）距離短縮組が好成績

前走距離別成績は、阪神開催時のジャパンカップダートを含む前走1800ｍ組が【6.3.3.32】。昨年のゴールドドリームら過半数の６勝をあげており、近５年で毎年１頭は３着以内に入っている。これら距離短縮組が【8.8.8.57】で、連対率19.8％・複勝率29.6％と好成績をあげている。

対して、距離延長組は【2.2.2.64】と苦戦傾向。３着以内馬６頭はすべて前走根岸Ｓ組だった。なお、前走1200ｍ組【0.0.0.5】、前走同距離の1600ｍ組【0.0.0.8】はともに苦戦傾向にある。

【フェブラリーステークス過去10年】

この表は右にスクロールできます。