第35回フェブラリーステークスレース結果回顧・払戻｜GⅠ特集

レース結果回顧・払戻

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レース結果

ノンコノユメ、大外一気の末脚でＶ！

第35回フェブラリーＳは内田博幸騎手騎乗の４番人気ノンコノユメが、後方追走から最後の直線で大外に持ち出されると末脚一閃。強烈な伸びで差し切った。15年のジャパンダートダービー（大井）以来となるＧ１勝利を飾った。勝ち時計は1分36秒0（良）。鞍上の内田騎手は09年のサクセスブロッケン以来となるこのレース２勝目。本馬を管理する加藤征弘調教師はＪＲＡのＧ１は初制覇となった。

２着はクビ差でＲ.ムーア騎手騎乗の１番人気ゴールドドリーム。３着もクビ差で三浦皇成騎手騎乗の６番インカンテーション。

レース展開・総括

ニシケンモノノフがハナで、ハイペースの展開

スタートは全馬ほぼ互角。最内から気合いを入れられて１番ニシケンモノノフと、２番ケイティブレイブが飛び出した。３番ノボバカラが１馬身差。外から10番テイエムジンソクが続き、その後ろからは７番ララベル。この５頭が抜け出して、先行集団を形成した。４馬身差で15番ベストウォーリア。さらに６番インカンテーション。内に11番ロンドンタウンがいて中団を形成。２馬身切れて16番サンライズノヴァ。１馬身差で４番アウォーディーと８番メイショウスミトモが並んでの追走。１馬身差で13番レッツゴードンキと14番ゴールドドリームがまた並んでの追走。１馬身差で５番サウンドトゥルー、12番ノンコノユメ、９番キングズガードと後方集団がかたまった隊列になった。

前半800m通過は45秒8でハイペース。ニシケンモノノフがハナを切り、５頭が依然として離し気味に４コーナーへ向かった。ケイティブレイヴ、そしてテイエムジンソクがピッタリと前をマークして最後の直線へ。ゴールドドリームは中団の外あたりまで押し上げながら最後の直線へ向かった。

ゴールドドリームとの激しい叩き合いを制す

残り400mでニシケンモノノフを交わし、ケイティブレイヴが先頭。テイエムジンソクは反応が悪くなり後退。替わって外からゴールドドリームが襲い掛かってきた。馬場の中ほどからはインカンテーションがしぶとい伸び。さらに大外からはノンコノユメが凄い脚で追い上げてきた。

残り200mで先頭に立ったゴールドドリームに対し、ノンコノユメが外から馬体を併せて並びかけた。ゴールドドリームは踏ん張るが、激しい競り合いの末、外のノンコノユメがゴール寸前でグイと出てゴール。インカンテーションも最後まで食い下がり、差がない３着の入線となった。

体調が戻り、展開も味方につけての勝利

１枠の２頭が激しく出て行き、テイエムジンソクも応戦して行ったためかなりペースが厳しくなった。いつも通り差し回ったゴールドドリームですら、先頭に立つのがやや早かったかもしれない。シンガリ近くから末脚を爆発させたノンコノユメにとっては絶好の展開。とはいえ、体の状態が戻ってこそ可能にしたパフォーマンス。前走の根岸Ｓで見せた復活劇が、この大一番につながった。

【第35回フェブラリーステークス　成績表】

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着順	枠番	馬番	馬名	性齢	斤量	騎手	タイム	着差
1	6	12	ノンコノユメ	セ6	57	内田博幸	1.36.0
2	7	14	ゴールドドリーム	牡5	57	ムーア	1.36.0	クビ
3	3	6	インカンテーション	牡8	57	三浦皇成	1.36.1	クビ
4	8	16	サンライズノヴァ	牡4	57	戸崎圭太	1.36.6	3
5	7	13	レッツゴードンキ	牝6	55	幸英明	1.36.7	1/2
6	5	9	キングズガード	牡7	57	藤岡佑介	1.36.7	ハナ
7	4	8	メイショウスミトモ	牡7	57	田辺裕信	1.37.1	2 1/2
8	3	5	サウンドトゥルー	セ8	57	ミナリク	1.37.5	2 1/2
9	2	4	アウォーディー	牡8	57	武豊	1.37.6	クビ
10	8	15	ベストウォーリア	牡8	57	ルメール	1.37.6	クビ
11	1	2	ケイティブレイブ	牡5	57	福永祐一	1.37.7	1/2
12	5	10	テイエムジンソク	牡6	57	古川吉洋	1.37.9	3/4
13	2	3	ノボバカラ	牡6	57	石橋脩	1.38.3	2 1/2
14	6	11	ロンドンタウン	牡5	57	岩田康誠	1.38.5	1 1/2
15	4	7	ララベル	牝6	55	真島大輔	1.38.8	1 3/4
16	1	1	ニシケンモノノフ	牡7	57	横山典弘	1.39.0	1 1/4

【第35回フェブラリーステークス　払戻金】