G1特集 第35回 フェブラリーステークスG1特集 第35回 フェブラリーステークス

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ゴールドドリーム 条件はさらに良く連覇へ

ゴールドドリーム
得意のコースで連覇を狙うゴールドドリーム

前走チャンピオンズCはコパノリッキーがハナを切り、マイペースで逃げる展開。その前の2年よりも遅い展開で、差し・追い込み馬にとってはかなり厳しくなった。そんな中、本馬は中団やや後ろから物凄い末脚で襲い掛かり、差し切り勝ちを飾った。同じ左回りでもコーナーが4回よりも、2回の東京コースの方が向いているタイプ。前走以上の条件の良さであり、このレース連覇の可能性がグッと高まっている。引き続きムーア騎手が騎乗予定の点も好材料。あとは枠順に注目。できれば内よりも外目の枠を引きたいところだ。

テイエムジンソク 再びゴールドドリームが難敵

テイエムジンソク
東海Sを貫禄の走りで制したテイエムジンソク

今年の初戦は東海Sを選択。圧倒的1番人気の支持を受ける中、堂々とハナを切った。最後の直線では伏兵のコスモカナディアンに食い下がられたが、3着のモルトベーネは6馬身も後方でのゴール。相手関係は楽で、勝利は当然ながら強い内容だった。チャンピオンズCでは勝利目前で2着。G1でも勝てる力はつけているし、今回もゴールドドリームが最大のライバルとなりそうだ。ただ、本馬の場合は東京コースが初めて。スタート地点が芝コースで、ペースもいつもより若干上がる。自分のリズムで走り、流れに乗れるかがカギだろう。

ノンコノユメ 東京巧者が突如の復調か

ノンコノユメ
根岸Sで復活の末脚を見せたノンコノユメ

今年は前哨戦に根岸Sを使っての参戦。いつも通り後方からの追走となったが、最後の直線で強烈な末脚。全盛期の頃を思わせる鋭い反応を見せ、サンライズノヴァとの叩き合いを制した。ペースが速かったとはいえ、重馬場の中でのレコード決着。物理的に後ろから行く馬では厳しい展開であり、かなり評価してもいい内容だったと思える。3歳時から東京での末脚には定評があった馬。その後は去勢などがあり、調子を崩していた時期もあった。突如復調した明確な理由は定かではないが、前走の走りができれば今回もかなり期待できそうだ。

サンライズノヴァ ユニコーンS楽勝の好舞台

前走は根岸Sでレコード決着の中、ノンコノユメとの競り合いに惜敗し2着。同じ着順でも2走前の師走Sよりは内容があった。やはりゴールドアリュール産駒だけにパワーを要するパサパサのダートより、スピードが出る軽い砂の方を好むようだ。実際、昨年はユニコーンSを4馬身突き抜けての楽勝。この時のパフォーマンスは優秀で、将来のフェブラリーSで楽しみな走りだった。11月の武蔵野S惨敗は不可解ながら、度外視して考える必要があるだろう。今回存分に力を発揮できれば、ゴールドドリームらに肉薄するシーンがあってもおかしくはない。

インカンテーション 前走を度外視して期待

前走東京大賞典では4番人気で7着という結果。3番手の追走からレースを進めるも、最後の直線での伸びを完全に欠いた。大井は初めてではあったが、負けすぎだし、敗因がよくわからない。明け8歳馬ではあるが、近走の走りは充実していて、衰えはないはず。11月の武蔵野Sでは2番手追走から、キッチリと抜け出して勝利して見せた。15年のフェブラリーSではコパノリッキーの2着という実績もある。東京のマイル戦でも先行できるスピードと、それを維持する持続力が大きな持ち味。前走を度外視して、あらためて期待してみたいところだ。