G1特集 第33回 フェブラリーステークスG1特集 第33回 フェブラリーステークス

調教情報

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ノンコノユメ

前走後は放牧を挟んで1月半ばに美浦へ帰厩。1月20日から今週にかけて、5週続けてWコースで併せ馬をこなしており、調教量は十分といえる。今週は3頭併せの真ん中に入り、楽な手応えの未勝利馬2頭相手にやっとの併入という地味な動きだった。ただ、ここ2走も平凡な追い切り内容で好走しており、状態面に問題はないと見てよさそうだ。

モーニン

前走から中2週で再度の東京遠征になるが、軽めとはいえ先週からきちんと追い切りを消化しており、疲れも感じさせず調整過程は順調だ。今週は助手を背に坂路で単走追い。終いだけ強めに追われたが、まだ若干手応えに余裕がありながらもラスト200m11.8秒と鋭い伸びを見せた。800m52.2秒と全体時計も悪くなく、前走時の好状態をしっかり維持できている。

コパノリッキー

前走後は約1ヶ月間の放牧を挟んでに栗東へ帰厩。2月に入ってから5本の追い切りをこなしており、調教量に問題はないと見ていいだろう。今週は小崎騎手を背にWコースで僚馬を大きく追走する形でスタート。4角で内から並びかけ、ゴール過ぎまで追われる時計以上の内容で、楽々先着した。絶好の状態だった昨年に比べると物足りないが、現状の力は出せる状態だ。

ベストウォーリア

前走後は放牧を挟んで1月上旬には栗東へ帰厩。1月下旬から調教ピッチを上げて入念に乗り込まれており、調教量は十分だ。今週は助手を背に、坂路で格下馬を追走してスタート。最初の200mですぐに追いつき、ラスト200mまでは相手に合わせて楽な手応えで併走し、追い出されると反応良く伸びてきっちり先着した。現時点での実力を出し切れる仕上がりだ。

ホワイトフーガ

前走から4日後には早くも馬場入りを再開してきちんと調教を積まれており、調整過程は極めて順調だ。ここ2週は大野騎手を背に坂路単走で、先週は終い一杯に追われてラスト400m12.6−12.5秒の好時計をマーク。今週は後半だけ軽く手綱を動かされた程度だったが、800m53.0秒の好時計できっちり負荷をかけられた。近走の好状態を維持していると見てよさそうだ。

ロワジャルダン

前走から中3週で、2週前からきちんと追い切りを消化できており、調整過程は順調そのものといえる。中間の追い切りはすべて助手を背にWコースで、先週はオープン馬相手に1000m66秒前後の好時計をマークして先着。今週は僚馬をかなり後ろから追いかけ、直線ではしっかり伸びてきっちり交わす好調教を披露した。仕上がりは万全と見てよさそうだ。

アスカノロマン

前走から中3週で、中間の追い切りがWコースで軽め2本のみと極端に少ないが、この厩舎独特の調整過程であり、この点は全く問題ないと見ていい。今週は太宰騎手を背に単走で追われ、800mから13秒台前半のラップをコンスタントに刻む時計的には至って平凡な内容も、馬が実に気分良く走っている雰囲気は印象的だった。輸送前の現時点では、万全の仕上がりだ。

スーサンジョイ

前走と同じ中5週での出走になるが、中間の追い切りも前走と同じく3本しっかりこなしており、調整過程は順調と見ていい。今週は調教師を背にWコースで長めからの単走追い。調教駆けしないタイプとはいえ、1000m68秒台、ラスト200mはバテて15秒前後と、動きは物足りないものだった。昨夏からコンスタントに使われているだけに、疲労残りの懸念も残る。

その他の出走馬

グレープブランデーは助手を背に坂路単走で追われ、800m52.3秒、ラスト200m12.2秒の好時計をマーク。動きも良く、前走時の好調を維持。タガノトネールは坂路で馬場の荒れた時間帯に余裕残しの手応えで好時計をマークしており、前走からの上積み大。モンドクラッセは先週、今週とWコースで追われきちんと動けており、実力を出し切れる仕上がりだ。