第32回 フェブラリーステークス 過去10年の傾向(データ)｜G�T特集

過去10年のJRA-VANデータをもとに、
フェブラリーSを丸裸にしてみよう！

昨年は直線で抜け出した16番人気のコパノリッキーが勝利。近３年は馬連で万馬券が続き、波乱傾向だ。今年も波乱となるのか、気になる過去10年の傾向(データ)は？

１）近３年は波乱決着

過去10年の人気別成績は、１番人気馬が【5.0.2.3】。11年のトランセンドら最多の５勝をあげている。昨年のベルシャザールは３着で、複勝率は70％と高い。２番人気馬は【0.3.2.5】で未勝利。３番人気馬が【2.2.1.5】で、一昨年のグレープブランデーら２勝。以下、６・７・16番人気馬が各１勝。16番人気馬の優勝は昨年のコパノリッキー。

配当面では馬連での万馬券が近３年続いている。特に昨年は16→２→１番人気の順で決まり、馬連84380円・３連単94万9120円と大波乱となった。３連単でも10万円以上の配当が続いており、波乱傾向となっている。

２）川崎記念組、東京大賞典組が好成績

前走レース別成績は、ＪＣダート組（現チャンピオンズＣ組）が【3.0.1.4】。11年トランセンドら最多の３勝をあげている。その他の前走Ｇ１組では、川崎記念組が【1.5.2.9】。09年にサクセスブロッケンが勝利し、連対率35.3％・複勝率47.1％と高い。昨年はホッコータルマエが２着に入っている。この組の３着以内馬８頭はいずれも川崎記念で３着以内に入っていた。

また、東京大賞典組は【1.3.4.8】。08年にヴァーミリアンが勝利し、連対率25％・複勝率50％と優秀だ。この組の３着以内馬８頭中６頭は過去にダートグレードＧ１で勝利した経験があった。

３）根岸Ｓ組は前走１着馬に注目

他の前走レースでは、出走数が最も多い根岸Ｓ組が【2.1.2.52】。12年テスタマッタら２勝ながら、連対率5.3％・複勝率8.8％と低い。この組の前走着順別成績では、前走１着馬が【1.1.2.5】。05年メイショウボーラーが勝利し、連対率22.2％・複勝率44.4％と優秀だ。前走２着以下は【1.0.0.47】で、好走したのはテスタマッタ（前走根岸Ｓ３着）しかいない。根岸Ｓ組は前走１着馬に注目だ。

また、東海Ｓ組は【1.0.0.4】で一昨年のグレープブランデーが優勝。同馬は前走の東海Ｓで勝利していた。ちなみに、昨年優勝のコパノリッキーは前走フェアウェルＳで９着。しかし、休養前の兵庫ＣＳでは圧勝を見せていた。

４）狙い目は前走１着か３着の馬

全体の前走着順別成績は、前走１着馬が【6.5.6.22】。06年カネヒキリら過半数の６勝をあげており、連対率28.2％・複勝率43.6％と非常に高い。昨年の２着ホッコータルマエ・３着ベルシャザールなど毎年１頭は３着以内に好走している。前走２着馬は【1.2.2.23】で、07年サイライズバッカスが勝利するも複勝率は17.9％と高くない。

対して、前走３着馬は【2.1.1.8】で09年サクセスブロッケンら２勝。連対率25％・複勝率33.3％と前走１着馬に次ぐ高さだ。ちなみに前走４着以下は【1.2.1.75】で巻き返しは厳しい。３着以内に巻き返した４頭中３頭は前走東京大賞典で５着に敗れていた。

【フェブラリーＳ過去10年】

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