G1特集 第32回 フェブラリーSG1特集 第32回 フェブラリーS

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フェブラリーSとは?

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ついに2015年のG1が開幕。例年ダートの強豪が集結し、東京ダート1600mで覇を競う。昨年はコパノリッキーが優勝。今年は同レース史上初の連覇を狙う。

2015年のG1開幕戦

1984年に創設された5歳(旧表記)以上のG3ハンデキャップ重賞「フェブラリーハンデキャップ」が前身。第1回から東京競馬場のダート1600mで施行されている。94年には別定戦のG2へ昇格。レース名も現在の「フェブラリーステークス」へと改称された。

95年に指定交流競走として、地方馬にも門戸を開放。97年に中央競馬で初めてダート重賞競走としてG1に格付けされた。レース名どおり例年2月に行われ、その年の中央競馬におけるG1開幕戦として定着している。07年には国際競走に指定。外国調教馬は8頭まで出走可能だが、これまで出走した例はない。なお、99年には岩手競馬所属のメイセイオペラが地方競馬所属馬として初のJRA・G1制覇を成し遂げている。

中距離馬と短距離馬が激突

芝スタートの東京ダート1600mで行われる同レース。JRAで唯一のダートマイルG1で中距離馬と短距離馬がぶつかる舞台でもある。過去にはカネヒキリやヴァーミリアン、トランセンドなどダート中距離で大活躍した馬が力でねじ伏せるケースもある。これらは同レースを制覇し、ドバイワールドカップへ挑戦。トランセンドは2着に好走し、ヴィクトワールピサとの日本馬によるワンツーフィニッシュを決めた。

一方、ノボトゥルーやメイショウボーラーのようにダート1200mから距離を伸ばして優勝した例もある。ダート1600mという舞台設定ならではの対決が見られるのも特徴だ。

史上初の連覇なるか

G1昇格後の18回で連覇を達成した馬はいない。アドマイヤドンやトランセンドなど連覇に挑んだ馬はいるものの、いずれも敗れている。

今回は昨年優勝のコパノリッキーが出走予定。史上初の連覇なるか、大きな見どころだ。他にも新チャンピオンを狙う実力馬が勢揃い。ダート界の頂点に輝くのは果たしてどの馬か、寒風を吹き飛ばす熱戦に期待だ。