G1特集 第42回 エリザベス女王杯G1特集 第42回 エリザベス女王杯

指数分析

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【出走予定馬のZIと過去5走の補正タイム】

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馬名 ZI 1走前 2走前 3走前 4走前 5走前
ディアドラ 129 91 77 76 80 68
ヴィブロス 126 93 海外 91 85 79
リスグラシュー 124 89 79 79 79 73
スマートレイアー 121 95 90 92 92 海外
ルージュバック 121 96 87 91 89 94
ミッキークイーン 120 96 89 93 95 92
モズカッチャン 120 89 75 84 71 66
クロコスミア 115 93 84 83 79 80
クイーンズリング 114 90 90 71 海外 94
ジュールポレール 112 82 92 90 82 75
トーセンビクトリー 108 90 87 79 82 86
エテルナミノル 106 83 82 84 78 83
マキシマムドパリ 98 86 80 86 80 87
プリメラアスール 97 81 80 78 80 73
クインズミラーグロ 94 86 85 85 85 85
デンコウアンジュ 93 88 86 92 82 82
ハッピーユニバンス 92 88 81 75 73 79
ウキヨノカゼ 89 69 85 88 86 84
1)ZIの1位は3歳馬のディアドラ

ZIのトップは3歳馬のディアドラで、古馬をおさえて129をマーク。リスグラシューも124で3位となっており、今年は3歳馬が高い。古馬のトップはヴィブロス。あとはスマートレイアー、ルージュバックらが上位。実際のオッズもこのあたりが上位人気になりそうだ。

2)補正タイムはルージュバックとミッキークイーンがトップタイ

補正タイムはルージュバックとミッキークイーンが並んでトップ。ともに前走は牡馬混合の芝2200mのレースで好走している。前者はオールカマーでステファノスらを下しての勝利。後者は宝塚記念で3着と、強敵相手に揉まれており高評価も納得といったところか。

3)スマートレイアーとヴィブロスも差がない

前走京都大賞典を制したスマートレイアーも補正タイムは95で、ルージュバックらと差がない。前哨戦である府中牝馬組は勝ち馬クロコスミアと2着のヴィブロスは同じで93。ただし、ヴィブロスは2走前にドバイターフを制する快挙を果たしている。格的にはメンバー中トップと言えるだろう。

4)秋華賞馬の補正タイムは昨年よりもかなり高い

ZIが低く、補正タイムが高い馬はあまり見当たらない。クイーンズリングは昨年のエリザベス女王杯を制しており、その時の補正タイムは94(5走前)。穴馬と言えるかは微妙だが、連下候補の1頭ではある。なお、今年と昨年の秋華賞勝ち馬の比較は、91と85で今年の方がかなり高くなっている。

<用語解説>
ZI(ゼットアイ)

前走着順、人気、着差等を簡単に指数化したもの。基本的にこの指数が高いと上位人気に支持される傾向がある。ZI最高値をマークしている馬は連対率が高く、特に2番目の馬より5以上の差をつけている場合、特別な理由(休み明け、前走と大きく異なる条件など)がない限り、信頼できる。ただし、ZI最高値が115以下の場合は混戦と考えられる。

補正タイム

基準タイム(そのレースの平均的な勝ちタイム)とその馬の走破タイムをもとに、異なる距離やクラスでも簡単に比較できるようにした指数。スピード指数のようなイメージで、指数が高いほど、時計的な価値があると考えられる。