第42回 エリザベス女王杯 レース結果回顧・払戻｜G�T特集

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レース結果

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モズカッチャン、古馬を撃破しＧ１初制覇を飾る！

第42回エリザベス女王杯はＭ.デムーロ騎手騎乗の５番人気モズカッチャンが、先団の追走からうまく立ち回り、最後の直線で鋭く抜けて優勝。Ｇ１初制覇を飾った。勝ち時計は2分14秒3（良）。鞍上のデムーロ騎手は、昨年のクイーンズリングに続きこのレースは連覇を達成。本馬を管理する鮫島一歩調教師はこのレース初勝利となった。

２着はクビ差で和田竜二騎手騎乗の９番人気クロコスミア。３着はアタマ差で浜中俊騎手騎乗の３番人気ミッキークイーン。なお、１番人気に支持されたヴィブロスは５着に敗れた。

レース展開・総括

クインズミラーグロがスローペースでの逃げ

スタートは全馬ほぼ互角。１番クインズミラーグロがやや仕掛けて１コーナーへ。単独の２番手に４番クロコスミア。その後ろは４馬身ほど離れて15番マキシマムドパリ。１馬身差の４番手に16番ヴィブロス。その直後のインに５番モズカッチャン、12番スマートレイアーがマークしての追走。その後ろの中団グループはかたまり気味。18番エテルナミノル、３番トーセンビクトリー、９番デンコウアンジュ。差がなく13番ジュールポレール、７番クイーンズリング。１馬身差で10番ミッキークイーン、６番リスグラシュー、17番ルージュバックが後方にかけて位置し、２馬身差で８番タッチングスピーチ、２番ハッピーユニバンス。４馬身切れて後方から２番手に11番ディアドラ。さらに３馬身切れた最後方から14番ウキヨノカゼという隊列になった。

前半1000m通過は62秒0でスローペース。クインズミラーグロのリードは２馬身ほど。３〜４コーナーにかけてクロコスミアがジリジリと接近。その後ろはヴィブロス、モズカッチャンら先団勢が脚を溜めての追走。その後ろはあまり動きがなく、最後の直線に入るまで各馬が待機をした。

クロコスミアにモズカッチャンが襲い掛かる

最後の直線に入るとクインズミラーグロがすぐに捕まり、替わってクロコスミアが先頭。マキシマムドパリが２番手に上がり、その直後からモズカッチャンとヴィブロスの伸び。ミッキークイーンは大外に持ち出されての仕掛け。ルージュバックやディアドラも後方位置からの追い上げとなった。

脚が溜まっていたクロコスミアが残り200mで引き離しにかかり、リードを３馬身に広げた。しかし残り100mで２番手に上がったモズカッチャンがしぶとく食い下がると、ジリジリと前に接近。大外から凄い伸びを見せたミッキークイーンも加わり、最後は３頭の争いとなったがモズカッチャンがグイと抜け出して優勝を飾った。

ソツがない立ち回り、枠順やペースも向いた

勝ったモズカッチャンは好位の内々のポジションでソツがないレース運び。２着のクロコスミアともども内目の枠を引けたことが大きかった。ペースが落ち着いたことで、外枠・後方勢はかなり苦しい競馬になった。直線外から追い込んだミッキークイーンが特に強い競馬で、展開に泣かされたと言える。ヴィブロスは好位を取りにいったが、８枠が響いたかもしれない。また、前走同様にペースが落ち着き過ぎたことも、この馬には歓迎ではなかった。

【第42回 エリザベス女王杯　成績表】

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【第42回 エリザベス女王杯　払戻金】

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