第83回 東京優駿（日本ダービー） 過去10年の傾向(データ)｜G�T特集

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過去10年のJRA-VANデータをもとに、
東京優駿（日本ダービー）を丸裸にしてみよう！

昨年は前走で皐月賞を制したドゥラメンテが１番人気に応えて快勝。２着には５番人気サトノラーゼン、３着には３番人気サトノクラウンが入った。

１）２・３着のヒモ荒れに注意

過去10年の人気別成績は、１番人気馬が【5.1.1.3】。昨年のドゥラメンテら半数の５勝をあげており、連対率60％・複勝率70％。一方、２番人気馬は【1.0.0.9】で、09年ロジユニヴァースの１勝のみと不振傾向。３番人気馬が【3.1.1.5】で、一昨年のワンアンドオンリーら３勝をあげている。これら３番人気以内で９勝と上位人気馬が勝ち切る傾向が強い。

その他の１勝は10年に７番人気で制したエイシンフラッシュ。この年は２着に５番人気ローズキングダムが入り、馬連万馬券となる波乱となった。２・３着馬は下位人気まで幅広く分布しており、ヒモ荒れとなるケースが多い。馬連での万馬券は07年・08年・10年の３回。ウオッカが勝利した07年には２着に14番人気アサクサキングスが激走。３連単215万5760円の大波乱が出ており、人気薄の激走には注意しておきたい。

２）皐月賞組は芝中距離の重賞勝利実績が必須

前走レース別成績は、出走数が抜けて多い皐月賞組が【7.5.5.62】。昨年のドゥラメンテらダントツの７勝をあげており、出走数10頭以上の組では勝率・連対率・複勝率いずれもトップだ。昨年は１・３着馬が該当しており、毎年１頭は３着以内に入っている。

この組は芝中距離の重賞実績をチェック。３着以内に入った17頭のうち、過去に芝1800ｍ〜2000ｍの重賞を勝利した経験がある馬が16頭と大多数を占める。該当しない11年３着ベルシャザールも同距離の重賞での連対経験があった。

３）青葉賞勝ち馬が３連対と好成績

NHKマイルＣ組は【1.1.1.26】で、08年ディープスカイが勝利。ただし、09年以降は19頭出走して、すべて６着以下に敗れている。この組は重賞実績と２走前に注目。３着以内馬３頭はすべて芝1800ｍ〜2000ｍ重賞での連対経験があり、２走前は皐月賞か毎日杯のどちらかだった。

青葉賞組は【0.3.2.20】で勝ち星こそないが、複勝率は皐月賞組の21.5％に迫る20.0％。この組はまず青葉賞１着馬に注目。【0.3.0.7】で12年２着フェノーメノら連対馬３頭が出ており、連対率30％と好成績。また、13年３着アポロソニックは前走青葉賞でタイム差なしの２着だった。なお、一昨年３着のマイネルフロストは前走青葉賞で６着に敗れていたが、２走前の毎日杯を勝利していた。

４）連勝中の京都新聞杯１着馬に注目

他では京都新聞杯組が【1.1.1.20】で、13年にキズナが優勝。この組の３着以内馬３頭はすべて前走の京都新聞杯を勝利。また、３頭ともに２走前も勝利しており、２連勝中と勢いに乗っていた。

最後にプリンシパルＳ組は【0.0.1.12】。唯一３着に好走したのが09年アントニオバローズ。同馬は重賞初挑戦のシンザン記念でいきなり勝利をおさめていた。

【東京優駿（日本ダービー）過去10年】

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