G1特集 第62回 有馬記念G1特集 第62回 有馬記念

指数分析

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【出走予定馬のZIと過去5走の補正タイム】

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馬名 ZI 1走前 2走前 3走前 4走前 5走前
キタサンブラック 134 97 98 86 99 97
スワーヴリチャード 134 96 90 83 75 70
シュヴァルグラン 129 99 94 87 97 94
ミッキークイーン 128 94 96 89 93 95
サトノクロニクル 123 88 72 84 71 73
サトノクラウン 115 84 98 99 93 94
ブレスジャーニー 114 87 70 70 68 58
ルージュバック 114 89 96 87 91 89
クイーンズリング 113 91 90 90 71 海外
シャケトラ 111 84 30 93 87 95
サクラアンプルール 108 79 95 83 77 93
レインボーライン 106 89 94 90 81 92
カレンミロティック 105 89 89 海外 85 82
ヤマカツエース 105 86 73 93 95 95
トーセンビクトリー 104 88 90 87 79 82
サウンズオブアース 102 84 79 92 6着 91
1)ZIはキタサンとスワーヴがトップで並ぶ

ZIはトップ(134)が2頭で並び、キタサンブラックとスワーヴリチャード。3位はシュヴァルグランで、差がなく4位にミッキークイーン。上り馬のサトノクロニクルが5位となっている。

2)補正タイムはトップ3頭が横一線

補正タイムのトップ(99)は3頭がトップで並ぶ展開。キタサンブラックの天皇賞(春)、シュヴァルグランのジャパンC、サトノクラウンの宝塚記念が対象レース。いずれも今年行われた古馬の中長距離G1。やはりこの3頭の地力は上位で、なおかつ差がない。今回勝利を果たすことはできるだろうか。

3)アルゼンチン共和国杯の補正タイムも高い

上位人気が予想されるスワーヴリチャードは、前走アルゼンチン共和国杯の補正タイムが96。このレースとしてはかなり高い数値で、伸びシロもまだ十分見込めそうだ。レイデオロはジャパンCで2着と好走しており、スワーヴリチャードもこのメンバーでも間違いなく通用するだろう。あとは、中山コースへの対応がカギ。

4)牝馬のミッキークイーンとルージュバックを見直し

ミッキークイーンの2走前(宝塚記念3着)と、ルージュバックの2走前(オールカマー1着)も補正タイムが96と高い。ともに前走は枠順やペースに恵まれなかったので、見直す手はあるだろう。ヤマカツエースはZIは低いが、昨年の有馬記念では4着。今春のパフォーマンスも高く、今年も枠順に恵まれれば面白い。

<用語解説>
ZI(ゼットアイ)

前走着順、人気、着差等を簡単に指数化したもの。基本的にこの指数が高いと上位人気に支持される傾向がある。ZI最高値をマークしている馬は連対率が高く、特に2番目の馬より5以上の差をつけている場合、特別な理由(休み明け、前走と大きく異なる条件など)がない限り、信頼できる。ただし、ZI最高値が115以下の場合は混戦と考えられる。

補正タイム

基準タイム(そのレースの平均的な勝ちタイム)とその馬の走破タイムをもとに、異なる距離やクラスでも簡単に比較できるようにした指数。スピード指数のようなイメージで、指数が高いほど、時計的な価値があると考えられる。