G1特集 第156回 天皇賞(秋)G1特集 第156回 天皇賞(秋)

指数分析

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【出走予定馬のZIと過去5走の補正タイム】

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馬名 ZI 1走前 2走前 3走前 4走前 5走前
サトノクラウン 126 99 93 94 海外 85
ステファノス 123 95 89 96 92 海外
リアルスティール 123 94 87 93 98 83
ネオリアリズム 122 海外 94 海外 92 95
サトノアラジン 120 94 92 84 海外 90
シャケトラ 120 93 87 95 93 78
ヤマカツエース 120 93 95 95 96 90
キタサンブラック 119 86 99 97 99 99
サクラアンプルール 116 95 83 77 93 88
ミッキーロケット 116 92 90 92 91 93
グレーターロンドン 115 92 91 84 81 74
ソウルスターリング 113 89 87 79 77 76
マカヒキ 113 91 93 92 海外 海外
ロードヴァンドール 110 91 72 93 87 82
ディサイファ 105 93 84 80 85 87
カデナ 104 79 83 82 79 72
レインボーライン 100 90 81 92 93 90
ワンアンドオンリー 93 90 78 84 83 72
1)ZIの1位はサトノクラウンも混戦模様

ZIのトップは126のサトノクラウン。宝塚記念以来の休み明けだが、同じローテーションのキタサンブラック(119)に差をつけている。ZIの2番手集団はステファノス、リアルスティール、ネオリアリズムなど混戦。実際のオッズもかなり混戦模様となりそうで、非常に予想が難しいレースになりそうだ。

2)補正タイムトップタイ、東京でも強いキタサンブラック

補正タイムのトップもサトノクラウン。前走宝塚記念で99をマークした。ただ、現実的には馬場が緩く、道中のペースも厳しくなったレースであった点は無視できない。瞬発力勝負となる東京でどうか。補正タイムトップタイのキタサンブラックは、前走こそ崩れたが指数は安定して高い。東京芝中距離の実績という意味でも不安はなく、こちらの方が上位に見える。

3)芝2000mのG1好走馬が有力

リアルスティールは前走毎日王冠よりも、昨年の天皇賞(秋)の補正タイムが98で高い。ステファノスは前走オールカマーの補正タイムが95で高い。また、春の大阪杯も96で優秀。すでに芝2000mのG1で好走実績がある馬が有力か。

4)札幌記念優勝馬2頭に注目

ZIが比較的低く、穴っぽいところではサクラアンプルール。前走札幌記念の補正タイムは95。ネオリアリズムの5走前にあたる昨年の札幌記念も補正タイムは95だった。同馬はその後マイルCS3着、香港のクイーンエリザベス2世Cを優勝と躍進。両馬ともに注目と言える。

<用語解説>
ZI(ゼットアイ)

前走着順、人気、着差等を簡単に指数化したもの。基本的にこの指数が高いと上位人気に支持される傾向がある。ZI最高値をマークしている馬は連対率が高く、特に2番目の馬より5以上の差をつけている場合、特別な理由(休み明け、前走と大きく異なる条件など)がない限り、信頼できる。ただし、ZI最高値が115以下の場合は混戦と考えられる。

補正タイム

基準タイム(そのレースの平均的な勝ちタイム)とその馬の走破タイムをもとに、異なる距離やクラスでも簡単に比較できるようにした指数。スピード指数のようなイメージで、指数が高いほど、時計的な価値があると考えられる。