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横山ルリカさん

タレント横山ルリカさん

いっちぃの「VANな人」に聞く

取材・文:市丸博司/パソコン競馬ライター
写真:森内智也

競馬中継は感じたことをすぐ言葉にできる力が必要

横山ルリカさん

「アイドリング!!!」を卒業したのはいつでしたか?

2015年の10月ですから、「競馬予想TV!」がはじまって1年後くらいです。

それから「めざましテレビ」に出演されるようになって……。

サンケイスポーツで予想コラム(日曜掲載「ルリカの当たりますよ〜に!!!」)がはじまったのも2016年からですし、「競馬予想TV!」をきっかけに、いろいろお仕事が広がりました。

今や全国を飛びまわって、日曜日の「KEIBA BEAT」(関西テレビほか)や、関東でも「みんなのKEIBA」(フジテレビほか)、「BSスーパーKEIBA」(BSフジ)などに出演されていますね。

イベント、トークショーなどもあって、あちこちに行かせてもらっています。

トークショーは競馬のほうが多いですか?

たまに「めざましテレビ」について聞かれることもありますが、競馬場ではやはり予想が多いですね。そのほかにフリートークもあるような形です。

「競馬予想TV!」と、目の前でレースが進んでいる競馬中継に出演するのとでは、また違うところもあると思います。

生中継ですから、出走馬がなかなかゲートに入らなかったり、予測できないアクシデントがあったりもするので、違った難しさがありますね。

なにか気をつけている点は?

状況に応じて、生で見て感じたことを短い時間ですぐに言えるようにと、いつも頭に置いて番組に臨んでいます。

パドックが終わったあとに、いきなり「あの馬どうですか?」とか……。

あります!(笑) わたしは細江(純子)さんのような馬を見る目もなければ、トラックマンの方のようにいつも調教を見ているわけでもないので、難しいですね。元気がなさそうに見えてもすごく強い馬もいますし、チャカチャカして落ち着きがなく見えても走る馬もいますから。

長く競馬をやっている人でも、パドックを見るのは難しいですからね。ほかにはどうでしょう?

レースのリプレイが流れたときに、間が空いてしまうことがあるんです。そんなときは「1着になった○○は、このポジションにいましたね」などと言えば、解説の方がそれを引き継いでくださるので、そういうクッションになれたらいいな、と思っています。解説できるような知識もなければ、そういう立場でもないので、なにかきっかけになるようなフレーズを言えて視聴者の方と一緒にレースを楽しめたらと思って競馬中継には出ています。

横山ルリカさん

それは素晴らしいですね。あと「馬好王国〜UmazuKingdom〜」(土曜深夜)では、なにか印象に残っているエピソードなどありますか?

「競馬記者100人に聞いた、キタサンブラックベストレース5連単クイズ」という企画があったんです。

記者の票が多く入った順に1位から5位まで、ということですか。それは難しすぎませんか?

本当に難しくて、そうそうたる面々が揃った他のパネラーのみなさんが序盤でハズレてしまったのですが、初出場だった私がその5連単を当てられてビックリしました!

それはお見事ですね!

賞金で10万円をいただいて、そのときについていた「帯」はお財布に大事に入れています。また、そのお金でキタサンブラックが勝った有馬記念の馬券を的中することもできました。キタサンブラックも大好きな馬の1頭で、わたしが一番輝いていた放送だと思います(笑)。

いやあ、素晴らしい。それは思い出に残りますね。

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