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横山ルリカさん

タレント横山ルリカさん

いっちぃの「VANな人」に聞く

取材・文:市丸博司/パソコン競馬ライター
写真:森内智也

競馬をしっかり勉強し、楽しく仕事ができるように

それから5年、今や予想コラムなども執筆されていますが、ずいぶん勉強したのではないでしょうか?

当時は「アイドリング!!!」というグループに所属していたので、アイドルの片手間でやっているんじゃないか? という声も耳に入りましたし、自分でもそう言われるだろうと覚悟はしていました。ただ、せっかくこんなディープな、知らない分野の番組に採用していただいたので、その分、迎えてくださったスタッフの方々などに恩返しができるように、いっぱい勉強して少しでも競馬に近づき、楽しく仕事ができるようにもなりたいと考えました。

競馬の勉強というと、我々の世代なら入門書を読んだり、先輩方から話を聞いたりというあたりでしたが、今はネットですか?

そうですね。あと、競馬のDVDをたくさん見ました。オグリキャップとか、ナリタブライアンとマヤノトップガンがマッチレースを演じた阪神大賞典とか。自分の生まれる前や子どものころ、「競馬ブーム」と言われた時代の映像をたくさん見て、それをTwitterでつぶやいたりしていました。そうしているうちに「片手間じゃなくて、興味をもって仕事に臨んでいる」と思っていただけたのか、いっぱい話しかけてもらえるようになり会話が弾むようにもなりました。

名馬や名勝負の映像も昔に比べると、いろいろと見る方法が増えましたね。ネットではどうでしたか?

そのころからは、もうスマホと毎日にらめっこです。「脚質ってなに?」とか、あと「道悪」が読めなくて「どうあく?」とか。そうして調べたことをどんどんノートに書き込んで、半年くらいしてやっと、ビギナーズセミナーで教えてもらえるようなことが理解できるようになりました。

今でも番組中にメモを取って、よく勉強されていますよね。

ありがとうございます!

横山ルリカさん

「競馬予想TV!」の番組内ではなかなか前に出にくいところがありますが、オンデマンド(フジテレビオンデマンド「ルリカの当たりますよ〜に!!!」)は、自分の色を出せるところですね。

「競馬予想TV!」は予想家さんのバトル番組ですから、アシスタントが疑問に思うことでも視聴者のみなさんならわかっているだろうと思い、そこではメモを取ってあとでレースを見返すようにしています。オンデマンドのほうは、わたしが予想家さんの話を聞く形になるので、また違いますね。

オンデマンドがはじまって、なにか変わったことはありますか?

2016年から「めざましテレビ」でリポーターをさせていただいていて、街頭インタビューや、初対面の方のご自宅に伺ってお話を聞かせていただくことが多いのですが、毎週オンデマンドで予想家さんのお話を聞かせていただいているので、どんな現場でも人の話を聞くということに苦手意識をもたずに楽しめるようになりました。

競馬の知識が身についていくと、ほかの方の話もどんどんおもしろくなって、また競馬の奥深さもわかるようになりますよね。

オンデマンドでは最初、なにを話したらいいのか、競馬と関係ない話もしたほうがいいのかと試行錯誤していましたけれど、今は予想家さんと競馬の話だけで進めることができるようになりました。すごく勉強させてもらっている場所です。

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