私の競馬はちょっと新しい
最終回 パソコン競馬ライター 市丸博司
- 「57通りのちょっと新しい競馬」
- 1959年生まれ、佐賀県出身。早稲田大学教育学部卒業後、出版社、フリーライターを経て、現(株)レイヤード代表。JRA-VAN事業が始まる1992年頃からパソコンと競馬を結びつけるさまざまな試みを紹介してきた。現在はPCを駆使する電脳予想家として「競馬予想TV!」(フジテレビONE)、「先週の結果分析」(グリーンチャンネル)にレギュラー出演中。夕刊フジに予想コラムを掲載するほか、イベント、雑誌などでも活躍中。
最終回を迎えて
「私の競馬はちょっと新しい」という企画。 |
対象は競馬サークルのプロの方々をはじめ、 |
それを取り巻く競馬マスコミのみなさん、 |
あるいは競馬好き著名人のみなさんなど。 |
資格は一つだけ。 |
さまざまなプラットフォームで |
JRA-VANにより競馬データや情報を得て、 |
それを活かしていらっしゃる方々だった。 |
5年前。はじめてインタビューをしたときには |
まさかここまで多くの方々の話を聞けるとは |
思いもしなかった。 |
しかし、ついに57人の方にお話を聞くまでになった。 |
いや、まだまだ。 |
この先も同じような取材を続ければ、 |
100人は軽く突破し、下手すると1000人に |
ご登場いただいても足りないかもしれない。 |
実際にJRA-VANは、 |
仕事として競馬に携わっている方から |
競馬を趣味とされている方にいたるまで |
筆者が思っているよりもずっと愛用されていた。 |
プロはプロの目で、ファンはファンの目で |
競馬データ、情報をうまく使って |
それぞれ仕事や馬券に活かしているのである。 |
JRA-VANの未来はどうなっていくだろう。 |
プラットフォームはどんどん変わるかもしれない。 |
スマートフォンはますます小型軽量、 |
そしてタブレットは薄型大画面へ進化するだろう。 |
まだ実用化とまではいたっていないが、 |
「身につける」ウェラブル化も進んでいくだろう。 |
ノートやデスクトップといったPCは |
消滅するのか、あるいは新たな形へ進むか。 |
しかし、いずれにしてもJRA-VANという |
コンテンツ、データ、ソフトウェアは |
新しい形にするりとなじんでいくはずだ。 |
今後も競馬が日本の文化として続いていく限り、 |
JRA-VANはさまざまな便利な形に進化し、 |
ユーザーはさらに使いやすくなるだろう。 |
その未来と可能性を今後も見つめていきたいと思う。 |
さて、この連載は終了するが、 |
この春以降、筆者はまた新しい形で |
登場することになる予定だ。 |
JRA-VANが競馬界のすみずみまで |
浸透して、多くの方が競馬を楽しむための |
アクセントとなっていることは |
理解していただけたのではないかと思う。 |
今後は、じゃあ具体的にどういう風に使うのか? |
マーケットは、それを望むまでになったようだ。 |
JRA-VANをどう使えば競馬をより楽しめるのか、 |
それをお伝えする企画となるはずである。 |
ぜひ、お楽しみに。 |
それでは、これまで長い間、 |
本当にありがとうございました。 |
また後日、お目にかかりましょう! |
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