私の競馬はちょっと新しい
最終回 パソコン競馬ライター 市丸博司
- 「57通りのちょっと新しい競馬」
- 1959年生まれ、佐賀県出身。早稲田大学教育学部卒業後、出版社、フリーライターを経て、現(株)レイヤード代表。JRA-VAN事業が始まる1992年頃からパソコンと競馬を結びつけるさまざまな試みを紹介してきた。現在はPCを駆使する電脳予想家として「競馬予想TV!」(フジテレビONE)、「先週の結果分析」(グリーンチャンネル)にレギュラー出演中。夕刊フジに予想コラムを掲載するほか、イベント、雑誌などでも活躍中。
JRA-VANの使い方[2]予想・馬券
予想する、馬券を買う。 |
競馬ファンにとって最大の関心事であろう。 |
もちろん、JRA-VANは |
予想や馬券購入にも最適なメディアである。 |
まずは予想。亀谷敬正さん(第16回)は、 |
高い知名度を誇っている若手の競馬予想家である。 |
彼は「血統予想」と思われている方も多いだろうが、 |
実は血統だけではない。 |
自ら作成した外部指数をTARGETに取り込んで、 |
さまざまなケースでデータの信頼性を調べるなど、 |
常に一歩前を行こうとしているのである。 |
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古谷剛彦さん(第51回)は、 |
パドック解説で有名な競馬評論家だが、 |
予想ではラップタイムをもう一つの軸に置いている。 |
NEXTやTARGETでラップタイムを確認しながら |
レーシングビュワーでレース映像を見て、 |
各馬の特徴を考え、予想するという。 |
井内利彰さん(第40回)は、 |
「調教捜査官」としてトレセンで見た調教を軸に |
予想を組み立てている。 |
JRA-VANではTARGETを駆使しているが、 |
単純にデータを調べるだけではなく、 |
一頭一頭に詳細なコメントを入力。 |
デジタルデータとアナログデータを融合させて |
調教を鋭く切り取って予想に活かしている。 |
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そして馬券。これまで挙げたような予想家さんたちも |
馬券をTARGETのIPAT連動機能などで |
購入されているが、 |
著名人では見栄晴さん(第6回)、 |
カンニング竹山さん(第33回)、 |
「今でしょ!」の林修さん(第52回) |
などが、JRA-VANを参照しつつ、 |
ケータイからIPATで馬券を購入されている。 |
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また、アナウンサーの坂田博昭さん(第47回)は、 |
TARGETのIPAT連動機能を使って、 |
一日分の馬券を一括で買ったりされている。 |
パソコンやスマートフォンを利用されている場合は、 |
普通にスマホ、パソコンから |
直接IPATにつないで馬券を買うこともできる。 |
フォーメーションやボックスも使えるし、非常に便利だ。 |
しかし、それでは宝の持ち腐れともいえる。 |
アンドロイドのJRA-VANアプリや |
パソコンのNEXTやTARGETでは、 |
どれが当たってもプラスになるような資金配分も可能。 |
買い目について深く考えながら馬券を購入できる。 |
これは、大きなポイントと言えるのではないか。 |
- JRA公式データの充実度はそのまま!なのに、携帯画面でも見やすい!
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