私の競馬はちょっと新しい
第39回 漫才師 土屋伸之さん(ナイツ)
- 「一生遊べる競馬を、この先もずっと楽しみにしています」
- 1978年生まれ、東京都出身。大学4年時に、落語研究会の先輩にあたる塙宣之さんとともにお笑いコンビ「ナイツ」を結成。03年の第2回漫才新人大賞受賞を皮切りに数多くの賞を受賞し、さまざまなメディアで活躍中。フジテレビ「なまうま」出演などのほか、自身の描いた馬の絵も披露している。
JRA-VANを使わずに競馬をしていたのが信じられない
市丸:それでは、JRA-VANについてうかがいたいと思います。
土屋:以前、JRA-VANを使わずに競馬をしていたのが信じられないくらい、今は活用させていただいています。
市丸:主にどのサービスをご利用ですか?
土屋:iPhoneです。
市丸:どのような情報を見ておられるのでしょう?
土屋:予想のときには出馬表を見ますし、調教映像を見たり、あとレースのVTRもよく見ています。また、次は産経大阪杯のときに「なまうま」に出演させていただく予定なのですが、出走しそうな馬を「お気に入り」に登録したりもしていますね。
市丸:土日にお仕事があるときには……。
土屋:楽屋にテレビがあればテレビで競馬中継を見ますし、映らなければ警備員室にお邪魔することもあります。ただ、それでも見られなかったり、レースの時間と合わないことも多いので、そんなときにはiPhoneのレース動画を生中継のつもりで見ています。また、ワンセグで見るよりも、こちらの方が鮮明に見えて良いですね。
市丸:競馬場に行かれたときはいかがですか?
土屋:オッズをよく参考にしています。出馬表に自分の予想印を入れ、買い目にしたら何通りになるのかもすぐわかりますし、そのオッズも見られますから、これを見て馬券を買っています。
市丸:馬券はiPhoneからIPAT投票ではなく、窓口で買われるのですか?
土屋:(IPATは)歯止めがきかなくなることにびびってるんです(笑)。また、それで毎週土日にお金が減っていくのは怖いですし、もっとしっかり勉強してから、と思っています。
市丸:もっとこんな機能があれば欲しいなど、ご要望などはございますか?
土屋:そうですね……、遊びの部分といいますか、コラムなどが入ってくるといいですね。あと、パドックの映像まで見られるようになったら完璧です。
市丸:貴重なご意見、ありがとうございました。参考にさせていただきます。さて、今後についてですが……。
土屋:今年はオルフェーヴルが遠征を予定している凱旋門賞に行きたかったのですけれど、妻にダメだと言われました(笑)。
市丸:海外ならアメリカよりもヨーロッパですか?
土屋:そうですね、凱旋門賞はぜひ。ただ、アメリカでもケンタッキーダービーは行きたいですし……、やっぱり全部行きたいです。でも、だいぶ前からスケジュールを押さえておかないと難しいですね。
市丸:絵のほうではいかがでしょう?
土屋:腰が重いので、これを使ってなにかやろう、というのは自分からはあまりないです。なにかお話しがあれば、その方の馬を描いて差し上げる、といったあたりでしょうか。
市丸:個展を開いてみるというのは……。
土屋:いまひとつ絵の世界のシステムがわかっていないので(笑)。ただ、競馬の世界は馬券の取り方ひとつにしても奥が深いですし、「一生遊べるものを見つけたな」と思っていますので、この先もずっと楽しみにしています。
市丸:本日はありがとうございました。
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