今回インタビューに登場していただいた平松さんは、TARGET frontierJVのチェック馬機能やメモ機能をよく活用されているとのこと。今回はこのうち、チェック馬の機能について紹介したい。

　TARGET frontierJVのチェック馬機能とは、レースなどを見て次に狙いたいと思った馬、POG指名馬やクラブ馬主での出資馬など、ユーザーの気になる馬をチェックし、ソフト内に記憶する機能だ。チェックした馬にはユーザーが独自のコメントをつけられるほか、出馬表で強調表示されるなど、記憶力が勝負の競馬において大きな助けになる。

　チェック馬への基本的な登録方法は「馬データ」画面から。画面を閉じるボタンの左隣にある［チェック馬OFF］と記されているボタンをクリックし、登録したいチェック馬の種類を選択すれば良い。また、［チェック馬マークのカスタマイズ］からは、チェック馬の色や記号の変更ができる（画面１）。ほかに、出馬表や成績画面で登録したい馬名を右クリックしても、チェック馬への登録は可能だ（画面２）。チェック馬に登録されている馬は、馬データ画面で馬名が指定した色で反転表示され、画面下にある「チェック馬コメント」の［編集］ボタンから、どういう理由でチェックしたかなど、メモを記入することが可能になる（画面３）。

［画面１］チェック馬の登録は「馬データ」画面から「チェック馬OFF」となっているボタンをクリック。開いたメニューで登録したいチェック馬の種類を選択する。

［画面２］成績画面や出馬表画面で、チェック馬に登録したい馬の馬名を右クリックしてもチェック馬に登録できる。

［画面３］チェック馬に登録すると、馬データ画面で馬名が反転表示されるほか画面下にある「編集」ボタンからコメントも入力できる。

　こうして登録したチェック馬は、レースに出走する際にすぐにわかるようになっている。画面４は、先の手順で登録したエリンコートが出走しているオークス当日の「出馬表レース選択」画面を表示した例。まず、オークス（優駿牝馬）が赤字で表示されており、これでチェック馬が出走していることがわかる（レース名の赤字はＧ１や牝馬限定ではなく、チェック馬の出走を意味する）。さらに、左下のタブで［チェック馬］を選択すれば、その日に出走しているチェック馬を一覧表示できる。予想する際にチェック馬を見落とす心配はまずないと言っていいだろう。

　また、レースの出馬表を開くと、チェックした馬は反転表示されている（画面５）。これは成績画面でも同様だ。ほかに、画面３にあった編集ボタンからコメントを入力しておけば、メニューバーの［メインメニュー］→［コメント内を検索して一覧］から、コメントの内容から文字列を検索、表示できる。コメントの入力内容にルールを決めておけば、計35個用意されているチェック印を、より細かく分類して管理することが可能になる。

［画面４］チェック馬を登録した状態で［出馬表レース選択］画面を表示した例。チェック馬出走レースは赤字で表示されるほか、左下のタブで［チェック馬］を選択すると、その日出走するチェック馬が一覧表示される。

［画面５］チェック馬が出走しているレースの出馬表の例。ほかに成績画面や馬データ検索画面など、さまざまな画面でチェック馬は反転表示される。

［画面６］チェック馬に入力したコメントでは検索機能が利用できる。たとえばPOGの指名馬はチェック馬コメントの一部に「POG」と入力しておくと、この検索機能で「POG」をキーワードに検索、一覧表示が可能だ。