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私の競馬はちょっと新しい
第29回 フリーライター 平松さとしさん

「レースを見て気づいたことはターゲットに入力しています」
平松さとしさん写真
1965年2月生まれ、東京都出身。大学の獣医学部中退後、競馬専門紙に入社。営業から編集、トラックマンを経験し、その後フリーに。現在は新聞、雑誌など各メディアで活躍中。「リーディング・トレーナー 藤沢和雄の調教論」(コスモヒルズ刊)など著書多数。ブログ「平松さとしの孟母三振馬耳投球

競馬専門紙の営業からトラックマンへ

市丸:それで、大学は獣医学部に進まれたのですね。

平松:競走馬の獣医とか考えていたんですけれど、すぐにやめてしまいました。

市丸:そうなんですか。どんな理由で?

平松:遠かったんですよねえ。そんなの入る前からわかってるだろ、という話ですが(笑)。1年行かないくらいでやめてしまいました。

平松さんインタビュー写真3

市丸:それからどうされたのですか?

平松:しばらくはアルバイトをしていたのですが、あるとき競馬好きの知人が競馬新聞を見て「平松さん、競馬新聞で人員募集してますよ」って教えてくれたんです。それで「じゃあ行ってみよう」と、ケイシュウの試験を受けました。

市丸:ずっと競馬は見てこられたわけですし、試験も簡単に通った感じでしたか?

平松:試験関係あったのかなあ……。中型バイクの免許を持っていて、それで採用されたのかもしれません。昭和63年ごろでした。

市丸:そうすると、最初のお仕事は新聞を売店に配ったりとか。

平松:営業ですね。といっても、配ったり、販売店を増やしたり、というのはほとんどなかったですけれど、売店ごとの振り分けを決めたり、売り切れたという連絡が入ったときに、バイトが足りなければ自分で配りに行ったりはしていました。

市丸:ただ、競馬が好きで入って、そういったお仕事だと満足できないところもあったりしませんでしたか?

平松:ありましたね。ただ、1年くらい営業をしていたら、当時の編集長が「そんなに競馬が好きなら編集に来い」と営業部長と話をつけてくださいました。

市丸:編集というと、実際に紙面を作るお仕事ですね。

平松:当時は今のようにコンピューター管理ではなくて、レースが終わるとカードに成績を書き込んだりしていました。それで、今は木曜に全出走馬が決まりますけれど、当時は金曜、土曜に出馬表が発表されて、それを見て紙面を作るという仕事でしたね。

平松さんインタビュー写真4

市丸:そのころのエピソードなどございますか?

平松:今みたいに全国のレースを見られるわけではなかったのですが、関西の友達にあちらのレースを録画したビデオテープを毎週送ってもらっていたんです。それで、金曜や土曜に関西馬で想定外の馬が入ってくると、大川(慶次郎)さんが「平松、これはどんな馬なんだい?」とよく聞いてくださったりしていました。

市丸:それからトラックマンになられたきっかけというのは?

平松:1年ほど編集の仕事をしたあと、現場でトラックマンが足りないという話があったんです。毎日ルーティンワークをやっているのもどうかと考えていたところでしたので、ちょっと立場を変えるのもいいかと思って、トラックマンになりました。どうするか考えましたけれど、今になってみると正解でしたね。

トラックマンは何年くらいされていたのでしょう?

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