私の競馬はちょっと新しい
第18回 タレント 田中裕二さん(爆笑問題)
- 「非常に楽しく競馬人生を送っています」
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1965年生まれ、東京都出身。88年に太田光さんとともに、漫才コンビ「爆笑問題」を結成し人気を博す。98年から02年まで、競馬バラエティ番組「うまなりクン」に出演。現在もスポーツ紙等で予想を披露するほか、「爆笑問題の日曜サンデー」内に競馬コーナーを持つ。
馬にたずさわる方すべての名前を知りたい
市丸:「うまなりクン」(土曜深夜の競馬バラエティ番組。98年〜02年、フジテレビ)に出演されるなど競馬の仕事も多くされていますが、最近はいかがですか?
田中:東京スポーツでの予想と、あと日曜にTBSラジオで競馬のコーナー(「爆笑問題の日曜サンデー」内「田中裕二のサンデー競馬小僧」)があります。
市丸:どういったコーナーなのですか?
田中:太田とアナウンサーの方と、僕の予想があって、それで実況ですね。あと、リスナーの方に、予想が当たったらプレゼントする企画をやっています。
市丸:皆さんの予想にリスナーの方が「乗る」のですか?
田中:そうですね。太田は単勝、アナウンサーの方は複勝、そして僕は馬連1点予想で。
市丸:馬連1点ですか!
田中:しかも穴! 当たるわけないです(笑)。ただ、リスナーの方は自分でお金を払うわけではないので、僕に乗ることも多いですね。「当たったら38万円ですよ!」とか、ラジオで38万円もらいましたとか、そうはないじゃないですか。
市丸:ただ、穴の馬連1点となると、かなり厳しいですよね?
田中:もう百十何連敗中とか、2年以上当たってないです。最初「馬連1点」と決めていなかったころに、桜花賞でレジネッタの単勝40倍というのが当たったことがありましたが、そのときはリスナーの方が僕を選ばなかったので……。
市丸:東京スポーツの予想のほうはいかがですか?
田中:この間のCBC賞でヘッドライナーから3連単9万円というのがあって、久々でしたね。
市丸:最後にJRA-VANについてもうかがいたいのですが、ふだんはどのように利用されていますか?
田中:出馬表やオッズを見ることが多いですね。日曜のラジオが始まる前に昼飯を食べながら、とか。
市丸:主に買う直前ですか?
田中:事前に予想をするときにも利用しています。たとえば、新聞の馬柱に乗っていない過去のデータを知りたいときとか。あと、レースに出ている馬の母親を見て「どんな馬だったっけ」と成績を調べてみたり。血統とかも良く見ますね。
市丸:ほかに「こんな情報が欲しい」というものはありますか?
田中:レースが終わって「勝った○○騎手は今日が誕生日です」と聞いて「なんだよ!」とかありますよね(笑)。そういうのを騎手だけじゃなくて、馬の誕生日とかいろいろまとめたものが欲しいです(笑)。あと、馬にたずさわる方すべての名前とか。
市丸:それはどういった理由でしょう?
田中:たとえば……、今度選挙がありますけれど、ある馬の厩務員が管さんで、もう1頭は谷垣さんだったりしたら、想像がふくらみますよね。僕とか井崎さんとか、そういうのを考えるのが好きな人にとっては、ぜひ欲しいデータだと思います。
市丸:厩務員さんの名前とかまでは出ないですからね。貴重なご意見ありがとうございました。
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