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私の競馬はちょっと新しい
第8回 日本将棋連盟棋士 渡辺明さん

「競馬に将棋と同じ時間をかけたら当たるようになるのか興味があります」
1984年生まれ、東京都出身。中学3年のときに四段昇進を決めプロ棋士となる。04年、第17期竜王戦七番勝負で竜王位を獲得。その後5連覇を達成し、「初代永世竜王」の資格を得た。競馬とのつきあいは中学時代にゲーム「ダービースタリオン」に触れて以来になる。

中学生のころから競馬が身近に存在した

市丸:それでは、よろしくお願いします。まず、競馬にはじめて触れられたのは何歳くらいでしたか?

渡辺:わたし今25歳なんですけれど、どれくらいですかね。中学生のころにゲームが……。

市丸:ダビスタ(ダービースタリオン)とか?

渡辺:ええ。スーパーファミコンの時代ですけれど、クラスで結構はやっていて、それがきっかけといいますか。あと、将棋の世界でも競馬好きな先輩も多いので、学校でも将棋の世界でも、競馬の話を耳にする機会が多かったんですよね。そういう先輩の話を聞いているので、中学1年くらいでも友達同士で競馬の話をしたり、わりと身近に競馬がありました。

市丸:ただ、中学生のうちに四段でプロ棋士になられたとのことですが、そのころは将棋漬けでしたか?

渡辺:中学3年の終わり、最後の半年くらいですかね。それまでは普通に学校に通いつつ、将棋もあって、ゲームなり競馬なりもあって。最後の半年はプロになれるかどうかの瀬戸際なので、その期間はテレビもあまり見ず、という感じでした。

渡辺さん写真1

市丸:高校に入ってからは?

渡辺:そのころは競馬もブランクがあって……、重賞くらいしか見ていなかったですね。中学のころは特別レースも見ていましたけれど。

市丸:ダビスタというと、まず血統が浮かびますが……。

渡辺:ノートを作って、この種牡馬はここ(画面)に入っていて、とかやっていましたね。ただ、最初は「ゲームの種牡馬」で実在しないと思っていたんです。でも、実際に競馬を見たら(その種牡馬が)いるわけですよ。「おっ、いるぞ!」ってびっくりしましたね(笑)。

市丸:そのころ、好きな馬などはいましたか?

渡辺:スペシャルウィークが好きでしたね。競馬をはじめて「サンデーサイレンスって本当にいるんだ」とかいうころに、最初に見たダービーがスペシャルウィークで。

市丸:そうすると、基本的にはある程度予想をしつつ、テレビを見て……。それともスポーツとしてでしたか?

渡辺:うちの場合、父が競馬をしなかったので、普段家で競馬を見るという習慣がなかったんですね。ですから、グリーンチャンネルとかがあって午前中から見るというわけではなく、午後からU局の中継を見たり。

市丸:本格的には高校を卒業されてから?

渡辺:高校を卒業してすぐに実家を出て……、それで19歳で結婚したのですが、府中に引っ越して念願のグリーンチャンネルにも加入しました(笑)。

市丸:府中はやっぱり競馬場があるからですか?

渡辺:妻に「任せるから」って言って、最初はJRの西国分寺だと聞いていたんです。それで最初に行って地図を見ていたら、「府中市じゃないか!」と。ちょっと南に下ると東京競馬場があって、自転車で15分くらいでした。3年くらい住んでましたね。

市丸:では、偶然だったのですね。

渡辺:ええ。でも競馬のために府中に引っ越したことに「なっています」。よく言われますし、否定もしませんけれど(笑)。

馬券を買われるようになってから、これまでいろいろ変遷もあるかと思いますが、どのような買い方をされていますか?

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