競馬予想・競馬情報ならJRA-VAN

馬券購入に役立つオッズ情報や競馬情報をはじめ、競馬データによる競馬予想の楽しさをご紹介。

私の競馬はちょっと新しい
第6回 タレント 見栄晴さん

「競馬には仕事でも助けてもらっています」
1966年生まれ、東京都出身。幼少時から子役として多くの作品に出演。82年に「欽ちゃんのどこまでやるの!?」における「萩本見栄晴」役オーディションに合格、以来ドラマやバラエティなどで幅広く活躍。「競馬予想TV!」の司会やコラムの執筆など、競馬との関わりも深い。

競馬は血統 競馬好きも血統!?

市丸:まずは競馬との出会いについてお聞きしたいのですが、府中にお住まいとのことで……。

見栄晴:よく「競馬は血統」と言いますけれど、競馬好きも血統で(笑)。

市丸:ということは、ご両親が競馬ファンで?

見栄晴:一説によると、競馬場があるから府中に引っ越したとか(笑)。親父との思い出といえば、まず自転車の後ろに乗せてもらって競馬場に行ったことなんです。お袋もたまに(馬券を)買っていましたし、競馬大好きと好きをかければ、最低でも好きな人間が生まれますよね。あとは調教の問題で(笑)。

市丸:その頃の府中というと、まだトレセンが出来る前ですよね。

見栄晴:そうですね。ですから、同級生に横山賀一(元騎手)くんがいたり、ノリちゃん(横山典弘騎手)が後輩だったり、同じ小学校にはたくさん厩舎のひと(の子供たち)がいましたね。

市丸:その頃で競馬にまつわる思い出などは……。

見栄晴:まず遊び場が競馬場だったんです。競馬場のひょうたん池でザリガニ釣ったりしてましたから。ヒモに餌をつけて穴にたらすと、もうすごい釣れましたよ(笑)。あとは、ローラースケートとかスケートボードに野球。競馬場の駐車場って「だだっ広い」ですから、開催のないときにはいい遊び場ですよね。

見栄晴さんインタビュー写真1

市丸:その頃の馬やレースで、なにか印象に残っているものはありますか?

見栄晴:親父とお袋二人での唯一の思い出と言ってもいいと思うのですが、お袋が有馬記念で2−8を1点、1万円買ってきてって親父に頼んでいたんです。牝馬がニットウチドリ(73年有馬記念2着)1頭だけで、それで決めたらしいんですよね。当時、もう子役で劇団に入っていたのですが、お袋が帰りの京王線で隣のおじさんに「有馬記念なに来ました?」って聞いたら「大荒れだよ、牝馬が来ちゃって。2−8だよ」。そうしたら「私、獲ったわ」って。

市丸:枠連時代としては、すごい払い戻しですよね?(1万3300円)

見栄晴:それで家に帰ったら、親父が玄関に立ってて「ごめん!」って(笑)。来るとは思わなかったから、1000円だけ買ってあとの9000円は違う馬券買っちゃったって言うんですよ(笑)。

市丸:飲んじゃったんだ!(笑)

見栄晴:親父は(自分が)8歳のときに亡くなったのですが、スーツのポケットから当たり馬券が出てきて、葬式代の足しになったというのも覚えてます。当時は払い戻しの期限が1年で、当たり馬券は換金しないで次に取って置いたみたいですね。

市丸:馬券お上手だったんですね。

見栄晴:本命党だったみたいです。自分は母系が出ちゃって穴党なんですが(笑)。

ご自身がこれまで、こんな高配当を的中した、というレースは……。

「私の競馬はちょっと新しい」インタビュー一覧

JRA-VAN
ケータイサービス

  • JRA公式データの充実度はそのまま!なのに、携帯画面でも見やすい!
  • 基本情報からお役立ち機能、お楽しみ要素までしっかりご用意しています

競馬の総合情報ツールの決定版
JRA-VAN NEXT(ネクスト)

  • 予想機能・リアルタイムのオッズ・馬券購入など役立ち機能がたくさん
  • JRA公式データをリアルタイムで提供!