第32回 2018年作者懇談会レビュー
- 〜第13回 JRA-VAN データラボ・競馬ソフト作者懇談会〜
- 2018年12月1日、「第13回 JRA-VAN データラボ・競馬ソフト作者懇談会」が行われた。中山競馬場では4年ぶりの開催となった、この懇談会の様子をお伝えする。
競馬ソフト作者懇談会(2018/12)
WIN5予想大会の結末は?
特別レースの時間に入ると、今年もやってまいりました、豪華賞品争奪・第8回「WIN5予想大会」。今年は参加いただいた12名のうち、なんと上位7名の方が賞品を手にできるという高確率。オッズに換算すれば1.4倍くらい、みなさんがグリグリの本命馬であるという期待を、自ら背負っての予想大会となった。
ルールは例年通り、指定された5レースの勝ち馬を当てるもので、この日の発売はなかったものの「WIN5」と基本的には同じ。的中レース数で複数の参加者の方が並んだ場合は、総指名頭数が少なかった方が上位となるルールだ(最大30頭。5レース的中者が10名に満たない場合は、4レース的中者から指名頭数が少ない順に上位とする)。それでも順位が決まらない場合は、こうした大会では定番の「じゃんけん」になる。
本年の予想大会賞品一覧 | |
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1位 | Dyson Pure Hot + Cool(ダイソンピュア ホット+クール) |
空気清浄機、扇風機、ファンヒーターの3機能を兼ね備えた空気清浄ファンヒーター | |
2位 | DAIKIN 加湿空気清浄機 |
リビングや個室などの様々な空間に調和するタワー型加湿空気清浄機 | |
3位 | ヒューロム スロージューサー |
本来の味や栄養素をそのままジュースにできるスロージューサー | |
4位 | SONY ウェアラブルネックスピーカー |
肩にのせるだけのウェアラブルネックスピーカー | |
5位 | シャープ ヘルシオ グリエレンジ |
過熱水蒸気とレンジ機能が1台で使えるウォーターオーブンレンジ | |
6位 | T-fal アクセススチーム プラス |
業界No.1のスチーム量で時短シワのばしが可能な衣類スチーマー | |
7位 | ハズキルーペ |
今話題の、大きく見えるメガネ型ルーペ |
今年は阪神9レースの再度山特別がその1レースめ。1番人気に推されたシンギュラリティが単勝1.7倍の断然人気だったことに加え、11頭と落ち着いた頭数だったこともあり、最少で2頭まで絞られた方もいた。しかし、そんな方には厳しい5番人気・ミスディレクションが優勝するという結果。いきなり10名(+オープン参加の市丸)が脱落し、WIN5の可能性を残すのはわずか2人(+オープン参加の津田さん)のみとなった。
中山10レース・北総Sは、2番人気のゴールデンブレイヴが優勝。さらに、9頭立ての中京10レース・こうやまき賞は単勝1.8倍のダノンチェイサーと、続く2競走は平穏に収まった、かと思いきや。北総Sでは津田さんが脱落。こうやまき賞では、WIN5の可能性を残していたお一人も外され、残すはあと1人。阪神10レース、御影Sは2番人気のホウショウナウ、そしてラスト、中山メインのステイヤーズSは1番人気のリッジマンが快勝を飾り、WIN5は「5→2→1→2→2番人気」。「TARGET frontier JV」で計算された仮想配当は34万馬券と、WIN5としてはまずまず落ち着いた決着となった。
さて、「WIN5予想大会」の結果は……? 今年は見事、全5レース的中者が誕生! 初参加、「IPAT投票2019」のUMAGENさんが、29頭の指名で全5レースを的中し、優勝賞品である空気洗浄ファンヒーター「Dyson Pure Hot + Cool」を獲得された。
そして驚くことに、第2位はこちらも初参加。「KeibaNote」、KeibaNote Clubさん。最初の再度山特別こそ指名2頭で外れてしまったが、その後も頭数を絞り、わずか13頭の指名で4レースを的中して「DAIKIN 加湿空気清浄機」を手にされた。
そして第3位は、やはり1レース目の再度山特別以外の4レースを全20頭で的中した、「PC-KEIBA Database」の幸山公俊さん。元シェフの幸山さんが獲得されたのは、狙い通り(!?)の「ヒューロム スロージューサー」だった。
買い目を絞りたい実際の「WIN5」とは違い、全体の指名頭数を絞りたい「WIN5予想大会」。過去にはここで「やはり経験も大事」などと書いた記憶もあるが、それをいとも簡単に覆したのが、今年初参加のお二人だった。しかも、UMAGENさんは唯一の「WIN5」的中者。そしてKeibaNote Clubさんは指名頭数を13頭に抑え、3位とはなんと7頭の大差。ぶっちぎりのワンツーフィニッシュと言っていいだろう。いや、お見事でした。おめでとうございます。