第32回 2018年作者懇談会レビュー
- 〜第13回 JRA-VAN データラボ・競馬ソフト作者懇談会〜
- 2018年12月1日、「第13回 JRA-VAN データラボ・競馬ソフト作者懇談会」が行われた。中山競馬場では4年ぶりの開催となった、この懇談会の様子をお伝えする。
競馬ソフト作者懇談会(2018/12)
みなさんとの歓談の様子(1)
最初にも触れたが、今年の懇談会でひとつ大きな話題になっていたのが、JRA「ネット投票」への対応だった。ネット投票のメニューに変更があり、以前のメニューを利用しているソフトでは、あと半年少々の間にソフトに修正を加える必要があるのだ。
そんなタイミングで、まさに救世主のように登場したのが、今回初参加となったお二人だった。ともに、現在公開中のソフトが既に新メニューに対応しており、対応策について豊富な知識をお持ちなのだ。これまでも、作者のみなさんの「情報交換の場」となっていたこの懇談会、今年も有意義な場になったのではないだろうか。
少々前置きが長くなったが、そんなキーマンとなったのは、まずKeibaNote Clubさん。開発した「KeibaNote」では、データラボから得たデータの表示や、ネット投票ができるほか、レースを見ることで得た「スタートが出遅れた」「直線で不利を受けた」といった情報を記録できる。これはまさに「競馬ノート」。市丸もスマホアプリで「いっちぃの次はマルっと」というコラムを書かせていただいているが、そういったアナログ情報も併せて予想に活用したい方には最適な1本だ。ネット投票は、通常の馬券についてはすべて新メニューへの対応を終え、今後、WIN5への対応も進めるとのことだった。
こちらのテーブルには「服助」の溝渕信さん、「JV-Downloader EX」のK's Notesさん、そして「時系列オッズViewer2」のToshさんがご同席。溝渕さんは今年も札幌から、そしてK's Notesさんも前日は札幌だったとのこと。今年初とも言える寒波が襲来した北海道からの移動となり、師走の中山でもそろって「暑いくらい」とおっしゃっていた。