第30回 2016年作者懇談会レビュー
- 〜第11回 JRA-VAN Data Lab.競馬ソフト作者懇談会〜
- 2016年8月20日、「第11回 JRA-VAN DataLab.競馬ソフト作者懇談会」が行われた。11回目を迎えた今回は初めて、真夏の小倉競馬場での開催となった、この懇談会の模様をお伝えしたい。
競馬ソフト作者懇談会(2016/8)
今年は真夏の小倉競馬場で開催
今年で11回目を迎えた「JRA-VAN DataLab.競馬ソフト作者懇談会」。例年は秋〜冬の東京か中山競馬場で開催されることが多かったが、今年は一転、まさに猛暑となった小倉競馬場で開催された。
今年、来賓室「早鞆」に集まってくださったのは、23名のソフト作者のみなさん。そしてゲストには、グリーンチャンネル「先週の結果分析」に出演中のタレント・津田麻莉奈さんを昨年に続いてお招きしたほか、今年もわたくしパソコン競馬ライター・市丸博司も参加して、この懇談会を楽しませていただいた。
懇談会は第3レース終了後の午前11時過ぎにスタート。はじめにJRAシステムサービスの星常務取締役から開会の挨拶があり、続いてスタッフとゲストの紹介、そして恒例となった「WIN5予想大会」のルール説明などが行われて懇談会は開会した。
開会式のあとは懇談タイム。昼食後には津田さんとわたくしも各テーブルにうかがって、さまざまなお話しをうかがった。また、今年は「競馬ソフト作者になって良かったこと」もみなさんにうかがっているので、これから競馬ソフトを作ろうという方、あるいは個人で利用しているソフトを公開しようかとためらっている方は、ぜひそちらもご覧いただきたい。
そして14時50分、「WIN5予想大会」の第1レース・富良野特別がスタート。続いて小倉10レース・小郡特別の終了後には、データ分析ソフト「TARGET frontier JV」の作者・久根崎透(BLITZ)さんがなんと、表彰式のプレゼンターとして登場して大いに盛り上がった。一方「WIN5予想大会」の対象レースは、その小郡特別こそ1番人気が制したものの、続く苗場特別で9番人気が優勝する波乱などもあり、こちらは落胆の声が徐々に増えていったのだが……、その結末は後ほど紹介したい。最後に、JRAシステムサービスの堀口VANサービス部長からの挨拶をもって、「第11回 JRA-VAN DataLab.競馬ソフト作者懇談会」は閉会した。