今年は冒頭にも触れたように、WIN5対象第１レースのユートピアＳが、単勝1.7倍・ゴールデンナンバーの優勝という平穏なスタートで、大半の方が第一関門を通過された。しかし、続く京都10Ｒ・長岡京Ｓを勝ったのが、12頭立て９番人気のティアップゴールド。単勝1.8倍という断然人気のオースミナイン（５着）がいたこともあり、ここで躓かれた方も多かったようだ。

　ここに追い打ちをかけたのが、福島メインのフルーツラインＣで、優勝は６番人気のルチャドルアスール。こうなると、WIN5的中なら上位確実、WIN4でも指名頭数によっては賞品圏内という雰囲気になってきた。そしてダメ押しとばかりに、東京メイン・アルゼンチン共和国杯は７番人気のアスカクリチャン。最後の京都メイン・みやこＳこそ２番人気のブライトラインが優勝したものの、終わってみれば上位人気の優勝馬は最初と最後２頭だけ。結局１→９→６→７→２番人気の順で、WIN5の配当は昨年をさらに上回る、1586万馬券という大波乱になった。

　果たしてWIN5的中者はいるのか？　そしてWIN4でも指名馬が何頭までなら賞品圏内なのか！？　注目の結果は、みなさん大苦戦。上限いっぱいの40頭を指名していても、４レース的中できれば10位に滑り込めるというものだった。

　そして、なんとWIN5的中者は２名！　また、お二人とも36頭指名の１位タイという結果だった。この素晴らしい結果を出されたのは、「JV-Downloader EX」のK's Notesさん。そして「RB☆STRIKE!」の（株）レイトバスター・仲谷さん。１位、２位決定じゃんけん大会の末、じゃんけんに勝たれた仲谷さんが１位ではなく２位の賞品・ダイソンのファンヒーターを選択。じゃんけんには敗れたK's Notesさんが１位のルンバを獲得された。

　こうして予想大会の表彰式が終了すると、JRAシステムサービス・名畑VAN事業部長からの挨拶をもって「第８回 JRA-VAN Data Lab.競馬ソフト作者懇談会」は閉会した。

名畑要二VAN事業部長からのご挨拶

　みなさん、お楽しみいただけましたでしょうか。本日はいろいろなご意見をいただきまして、たいへんありがとうございました。また、日ごろからいただいておりますご要望と併せ、新たな取り組みを進めてまいりたいと思います。その際は、みなさまのお力添えも必要となりますので、ご協力のほど、よろしくお願いします。また、来年もお会いできることを、スタッフともども楽しみにしております。本日はありがとうございました。