第25回 2011年作者懇談会レビュー
- 〜第6回 JRA-VAN Data Lab.競馬ソフト作者懇談会〜
- 2011年11月6日、東京競馬場フジビュースタンドの「ダービールーム」において、JRA-VAN Data Lab.のソフト作者が一堂に会する「第6回 JRA-VAN Data Lab.競馬ソフト作者懇談会」が開催された。今回はその模様をリポートしたい。
競馬ソフト作者懇談会(2011/11)
的中者続出! WIN5予想大会の結果は?
毎年恒例となった、須田さんの企画による予想大会。今年はWIN5の導入年ということで、そのWIN5を対象にした大会となった。目標はもちろん全レース的中。そして、全レース的中者が複数いた場合は、指名した合計頭数(買い目の組み合わせ数ではない)の少ない順に上位とする、というルールだ。5レース合計最大で60頭まで指名可能、そしてあくまでゲームでお金を払う必要もないため、アンケートにあった「買い目が増えすぎる」という悩みもなく……、といきたいところだが、堅く収まってしまえば指名頭数の少ない方が上位。ここでも皆さん、勝ち馬予想に加えて合計何頭に収めるか、頭を悩まされていた。
そして、こちらも恒例となった上位者への豪華賞品。今年は上位10名に、最新のゲーム機やデジタルカメラ、携帯音楽プレイヤー、そして携帯テレビなどが贈られることになった。
この日のWIN5は東京の銀嶺ステークスからスタートし、ここは単勝1.4倍の断然人気に応えてインペリアルマーチが優勝。続く京都の京洛Sも、ハンデ戦ながら1番人気のロードカナロアが1着と、平穏なスタート。皆さんも順調に的中されている方が多かったようだ。迎えた各場のメインレース。新潟の平ヶ岳特別は、予想トークのコーナーで須田さん、岡部さん、そして市丸も推奨した1番人気・バクシンカーリーが優勝して、ここまでの3レース、優勝馬はすべて1番人気。そして、ハンデ戦で人気も割れ加減のアルゼンチン共和国杯。市丸推奨の3番人気・トレイルブレイザーが直線で先に抜け出し、1番人気のオウケンブルースリがこれを追う展開だったが、最後までトレイルブレイザーが交わさせずに優勝。ここで初めて1番人気以外が勝利を挙げた。最後の京都メイン・みやこSは実績上位で単勝も1.6倍だったエスポワールシチーが圧勝。これで優勝馬は1→1→1→3→1番人気となり、WIN5の配当は、導入以来最低配当の1万3720円という平穏な決着になった。
人気馬中心になったことで、WIN5予想大会もたいへん多くの方が5レースすべて的中され、実際の馬券でWIN5を的中した方も多かった(市丸はいわゆる「取りガミ」でした)。
予想大会は合計指名頭数の少ない順の争いとなり、1位になられたのは指名頭数18頭で、SUPER当馬君の藤井卓哉さん。2位は1頭差の19頭でBigDreamLinkの大友美喜さん。さらに1頭差の20頭で3位はOdds JV Chaseのまいとん倶楽部さん。なんと上位3名はそれぞれ1頭差という大激戦となった。
各場のメインレースが終わり、予想大会の表彰が行われると、JRAシステムサービス・鈴木執行役員からの挨拶をもって「第6回 JRA-VAN Data Lab.競馬ソフト作者懇談会」は閉会した。
鈴木清弘執行役員からのご挨拶
みなさん、本日は十分に楽しんでいただけましたでしょうか。また、来年もこの企画をぜひとも実現したいと思っております。また、JRA-VANではみなさんからいただいたアンケート、そしてスタッフにお寄せいただきましたご意見をとりまとめまして、さらなる発展ある企画をみなさんと一緒に考えていきたいと思っております。ぜひ、みなさんのお力添えをちょうだいしたく思いますので、よろしくお願いいたします。また、来年お会いできることを楽しみにしております。本日はありがとうございました。