第24回 2010年作者懇談会レビュー
- 〜第5回 JRA-VAN Data Lab.競馬ソフト作者懇談会〜
- 2010年10月24日、東京競馬場の「メモリアル60」来賓室において「JRA-VAN Data Lab.競馬ソフト作者懇談会」が行われた。今回は、今年で5回目を迎えたこの懇談会の模様をお伝えしたい。
競馬ソフト作者懇談会(2010/10)
参加者の皆さんとアンケート結果(2)
今回はふだんの仕事でもソフト制作をされているかについてもうかがった。その結果は、仕事でも制作していると回答された方が半数を超える17名で、以前は制作していた、あるいは制作はしていないがソフトと関係のあるという方が計4名。そして、仕事とソフト制作は関係がないという方が10名。「Windowsで動作する競馬のデータを扱うソフト」というと少々ハードルが高いようにも思えるが、ソフト制作が趣味という方も少なくない。ソフトのアイディアはあるがプログラミング技術がないという方も、決してあきらめずに挑戦していただきたい。
また、この日は菊花賞当日ということで、みなさん「思い出の菊花賞」もうかがっている。トップは、この日の京都最終レース「京都クラウンプレミアム」のメモリアルホースに選出されていたライスシャワーで計6名。そして2位はグリーングラス、ヒシミラクルで4名ずつとなっている。三冠馬に投票された方はディープインパクトの1名のみで、菊花賞といえば秋に花開いた馬、ということだろうか。
2着馬で唯一複数票を集めたのがミホノブルボン……ではなく01年にマンハッタンカフェの2着に逃げ粘った11番人気・マイネルデスポット。人気薄というだけならファストタテヤマやフローテーションもいるのだが、やはりレースぶりも含めて強烈な印象を残しているのだろう。また、「馬単で裏を食った」「ハナ差2着馬の単勝を持っていた」「注目していたのに買わなかった」など、「当たった!」と同じくらい「悔しかった!」という理由でレースや馬を選択されている方も見受けられたのが印象的だ。
以上、今回のアンケート結果を紹介させていただいた。今年もご協力いただいたみなさん、ありがとうございました。