第23回 2009年作者懇談会レビュー
- 〜第4回 JRA-VAN Data Lab.競馬ソフト作者懇談会〜
- 2009年11月22日、東京競馬場の「メモリアル60」において「JRA-VAN Data Lab.競馬ソフト作者懇談会」が行われた。ソフト作者の皆さんが一同に集うこの懇談会も今年で4回目。今回はその模様をリポートしたい。
競馬ソフト作者懇談会(2009/11)
参加者の皆さんとアンケート結果(2)
この日はマイルCS当日ということで、マイルCSについてもいくつかうかがった。まずこの日の本命馬として、見事にカンパニーを指名されていたのは半数を超える18名。ちなみにカンパニーの単勝支持率は35.3%にとどまっており、ここでも皆さんの予想力の素晴らしさが見事に発揮される結果が出ている。
ただ、難しかったのは14番人気で2着のマイネルファルケ。アンケートでは「もし穴を狙うなら?」という設問も用意しており、もしかしたら誰も書いてないかも、と危惧していたが、3名の方がマイネルファルケの名前を挙げておられた。このうちお二方は本命もカンパニーでズバリ的中。きっと懐を暖かくして帰路についていただけたに違いない。
最後にうかがったのは「思い出のマイルCS」。こちらは2着に敗れた(激走した)メイショウテゾロやイイデザオウなど、計15頭に票が割れる大混戦に。そんな中、4票を獲得してトップになったのは、91、92年に連覇を飾ったダイタクヘリオスだった。こんなところでも「穴」を出すのか、と思ってしまったが、このマイルCSは4、2番人気。「安心して見ていられた」という声もあるように、思い返せば確かに強い競馬での連覇だった。
2位はオグリキャップとアグネスデジタルでともに3票。レースでは勝負根性を発揮してバンブーメモリーをハナ差で下したオグリキャップだったが、今回のアンケートではダイタクヘリオスにハナ差負けを喫した形となった。また、アグネスデジタルはやはり、あの強烈な追い込みが皆さんの印象に残っているようだ。
以上、アンケートの結果を紹介させていただいた。ご協力くださった皆さん、ありがとうございました。