第9回 JRA-VAN Data Lab.競馬ソフト作者懇談会
- 〜JRA-VAN Data Lab.競馬ソフト作者懇談会〜
- 今回は作者インタビューを1回休みにさせていただき、「JRA-VAN Data Lab.競馬ソフト作者懇談会」の模様をリポートしたい。 菊花賞当日の東京競馬場。フジビュースタンド内「ダービールーム」。全国各地から、JRA-VAN Data Lab.競馬ソフト作者のみなさんがやってきた。ドリンクやフードも用意され、自由に飲食しながらまる一日競馬を楽しんでいただこうというのである。JRAシステムサービス株式会社より、日頃お世話になっているソフト作者のみなさんをご招待。日頃の疲れを忘れ、十分楽しんでいただきたいという趣旨である。
インタビュー記事 インタビュアー/市丸博司(2007/10)
参加者のコメントを紹介!(2)
「特にG1当日には東京競馬場には良く来ています」とおっしゃるのは、「SuperHorse!」の作者・原知範氏。「SuperHorse!」はデータベースソフトのため、ソフトが予想や買い目を提示するわけではないそうだが、お話をうかがったときには「(馬券は)さっき当たったんですよ」と笑顔を見せておられた。
オッズデータを解析する「OzzWizard」は、(株)マイクロエースの奥田正人氏。「生粋のプログラマなので、これの塗り方すらわからないんです」と、何種類もあるマークカードに少々戸惑った様子。「競馬場に来たのもまだ2回目」なそうだが、菊花賞は「この10番の…、アサクサキングスですね」とズバリ勝ち馬を指名、脱帽である。
第5回で紹介した「BigDreamLink」の大友美喜氏からは、ユーザーの皆さんに「また(ソフトを)バージョンアップしますので、よろしくお願いします」とのコメントを頂いた。菊花賞はロックドゥカンブを軸にしたいとのことだった。
高橋正視氏は、本コーナーの第3回に登場いただいた。この日は「(朝)なぜかパソコンの電源が入らなくて…」とおっしゃっていたが、それでも「ソフトと関係なくさきほど当たりました」とのこと。菊花賞は「単勝が4番人気で複勝は3番人気、というのがいいですね」とアサクサキングスに注目されていた。
「光馬」を開発された長島光男氏は、「東京競馬場には良く来ます」とのことだが、それでもこの日の会場・ダービールームには「素晴らしいですね」とのお話。馬券は「今日はかすってばかりで」と、惜しいレースが続いたようで残念なご様子だった。
伊藤隆氏は「このとき馬は走る!E2」などを開発。新潟にお住まいで、「開催中はよく(新潟競馬場へ)行っている」そうだが、東京競馬場は2度目。馬券は「今日はメインだけですね」と、今回は作者交流の場を楽しんでおられた。