DataLab.(データラボ)第8回 KeiBa DataBase Server(KBDBS) など
- 「自分がお金を出してでも使いたい、と思うようなソフトを作っていきたい」 渡邉賢(team-nave)
- 兵庫県出身、33歳。システム開発関係の会社に就職し、後に独立。現在はフリーの立場でコンシューマ向けに競馬、競艇関係のソフトを制作するほか、ビジネス向けのblog作成システムや、商品販売システムなどの開発も手がける。Webサイトも複数運営。
インタビュー記事 インタビュアー/市丸博司(2007/9)
競馬の総合Webサイトなどを作成したりもしています
市丸:まずサイトの方を拝見したのですが、競馬のほかに競艇のソフトとか、ビジネス向けのソフトなども作成されているようですね。
渡邉:そうですね。本当は競馬とかコンシューマ向けのものだけでできれば理想なのですが、なかなか(笑)。
市丸:失礼ですが、プロフィールなどお教え願えますか?
渡邉:今33歳で、今年34歳になります。
市丸:コンピュータ系の学校を出られているのでしょうか?
渡邉:はい。専門学校を卒業して、その後はしばらくシステム開発の仕事に就いていました。ただ、自分でやりたいこともありましたし、25歳の頃に独立して、友人のつてや、以前勤めていた会社から仕事を頂いたりして。
市丸:そうすると、今はフリーのような立場ということですね。
渡邉:そうなります。コンシューマ向けやビジネス向けのソフトを開発したり、あと競艇とかも好きでしたので、競馬も含めた総合Webサイトなどを作成したりもしています。
市丸:競馬に興味を持たれたのはいつ頃なのでしょうか?
渡邉:20歳前後だったかと思います。初めて見たのはレッツゴーターキンが勝ってムービースターが2着だった、秋の天皇賞ですね。トウカイテイオーが人気で負けたレースですけれど。
市丸:予想理論とか、そういうものは持っておられますか?
渡邉:理論、というようなものではないですけれど、前走同条件でタイム差があまりない馬とかを中心に買うようにしています。基本は穴党で、堅い馬券は自分がホントに応援している馬とかじゃないと買わないですね。
市丸:応援している馬とか、好きな馬とかはドーンと買ったり?(笑)
渡邉:ありますね(笑)。やっぱり競馬場に行って、パドックを見て儲けさせてくれた馬とか、今はその馬の子供ですとか、そういう馬は応援したくなります。
市丸:普段の馬券はどんな種別を…。
渡邉:スタイルは徐々に変わっているのですけれど、今は単複が中心で、レースによっては3連単、という形です。
市丸:ソフトやサイトなど、これだけいろいろやってられると、お忙しいですよね。競馬場に足を運ばれる時間はございますか?
渡邉:年に数えるほどになってしまいますね。もっぱら、PATとかグリーンチャンネルとかで観戦しています。外に出るのは打ち合わせとか、仕事の納品とか、あとは友達とちょっと飲みに行くくらいのもので。余裕があれば、競馬場ももっと行きたいのですけれど…。
市丸:ホームページでスタッフの募集もされていたと思うのですが、やはり忙しくて手を広げられない、ということですか?
渡邉:せっかく頂いた仕事を「時間が取れないから」という理由では断りたくないですからね。次に繋がることもありますし。どういう形でも、協力して下さる方がいればいいな、とは常々思っています。
市丸:こういう仕事ですと、人がいた方が円滑にまわっていきますからね。
競馬関係で4本リリースされている中で、一番人気があるのはどのソフトになりますか?