近代競馬150周年という節目の年に、全国の競馬ファンから愛され、親しまれている「VANサービス」も、20年目を迎えられたとのこと、ファン、愛好者の1人として、心からお祝い申し上げます。

競馬の仕事をしていると、月日の経つのは実に早いものです。1週間、1開催、1シーズンが駆け足で過ぎ去って行きます。後ろを振り返る余裕もなく、競馬記者としてサークル内に飛びこんで、40年もの歳月が流れてしまいました。

何年経っても1ファンの域を出ない進歩のなさですが、地方都市に出向いてウインズファンとともにのレース観戦の多い最近は、ファンの質問になんでも答えられるよう、予習はもちろんのこと、競馬全般のこれまで以上の勉強は怠れません。いつもそんなとき、助けてもらっているのが、「VANサービス」の正確なデータ、豊富な資料です。

競馬には長い歴史があります。そして決められたルールで競馬は行われてきています。われわれファンの勝ち馬検討でも、欠かすことのできないのは、過去のレース傾向やデータではないでしょうか。“競馬はデータと推理のゲーム”、これは私がよく口にすることで、競馬の楽しみの原点となっています。

「VANサービス」では、“競馬かわらVAN”のタイトルで、コラムを1年10カ月もの長い間、書かせていただきました。また毎年秋に行われているファン参加の“JRA-VANの鉄人”では、記者の1人としていまでもお世話になっています。ソフト作者のみなさんといっしょに、美浦トレーニングセンターの調教、施設見学から、馬産地日高の牧場を見て回ったり、あの日あのときの楽しい思い出は、つい昨日のように思いだされてきます。

ファンとともに歩んだ「VANサービス」の20年、われわれ競馬を楽しむファンには欠かすことのできない身近なものであり、さらなる充実したデータ、情報、資料の提供を、ファンの1人として切望するとともに、「VANサービス」のますますの発展を期待してやみません。

原良馬