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2014凱旋門賞特集

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トレヴが36年ぶり6頭目の連覇、日本馬はハープスターの6着が最高

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大一番で鮮やかに復活を遂げたトレヴ。牝馬による連覇は77年ぶり2頭目の快挙となった。(photo by Kazuhiro Kuramoto)

現地時間5日、フランスのロンシャン競馬場で行われた凱旋門賞(芝2400m)は、地元フランスのトレヴが中団追走から直線で一気に抜け出し、2着のフリントシャーに2馬身差をつけて快勝。1978年のアレッジド以来36年ぶり、史上6頭目の連覇を成し遂げた。走破時計は2分26秒05(GOOD)。3着には英オークス馬タグルーダが入線。日本馬3頭はいずれも後方からの競馬でハープスターが6着、ジャスタウェイは8着まで。ゴールドシップは14着に惨敗した。

レースはモンヴィロンが引っ張り、キングストンヒルが2番手、ルーラーオブザワールドとタグルーダが3番手並走で上り坂へ。トレヴは好発を決めて序盤の前目から徐々に中団まで下げ、フリントシャーの後ろで折り合いに専念する。馬群の後方にエクトー、さらにジャスタウェイが続き、そこから3馬身ほどの間隔で後方2番手にハープスター、最後方にゴールドシップで坂の頂上に差し掛かった。

コーナーを回って下りに入ると20頭がひと固まりとなり、5番手付近にいたアヴニールセルタンがラチ沿いから3番手に上昇。背後から抑え切れない手応えでトレヴが続き、フリントシャーやタグルーダと並ぶようにしてフォルスストレートを迎える。トレヴから5馬身ほど後ろのラチ沿いでジャスタウェイ、ハープスターの順に連なり、ゴールドシップは直線に向かって馬群の外から進出を開始した。

逃げるモンヴィロンは内4、5頭分を空けるようにして直線に入り、そこを狙ってアヴニールセルタン、さらに内をトレヴがすくう。アヴニールセルタンはバテた逃げ馬を手応え良くかわして軽く仕掛けられたが、横のトレヴはまだ鞍上が手綱を持ったまま。トレヴは馬なりでアヴニールセルタンの前に出ると、残り300mで鞍上が満を持してゴーサインを送り、瞬く間に先頭に躍り出る。外からフリントシャーやタグルーダが懸命に追いすがったが、トレヴは残り100m付近で3馬身から4馬身ほどのリードを築き、昨年の圧勝劇を再現するかのように押し切った。

ジャスタウェイは馬場の良い内をキープしてしぶとく末脚を伸ばしたものの上位争いに絡めず。ハープスターは直線の入り口で捌きに手間取り、最後方に下げて大外に持ち出すロス。先に直線入りしたゴールドシップを早々に抜き去ったが、末脚を繰り出すタイミングが遅きに失した。

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ハープスターは日本馬で最先着を果たしたが、ロスの多い内容が悔やまれる。 (photo by Kazuhiro Kuramoto)
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