セレクトセール 2015丹下日出夫のセレクトセール日記(1日目)|せり特集|競馬情報ならJRA-VAN

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セレクトセール2015特集

セレクトセール日別総評(1日目)

7月13日(月)|7月14日(火)

7月13日、セレクトセール2015の1歳セッションが、苫小牧市のノーザンホースパークの特設会場で開催された。

前日の比較展示では好天に恵まれた中、多くのバイヤーが足を運んでいたが、セリ当日も朝早くから会場近くの駐車場は満車となる盛況を見せていた。そんな中をセリの注目馬たちは幾度となく馬房から馬下見場への往復を幾度も繰り返しながら、バイヤーの最終チェックを仰いでいた。

近年のセレクトセールは序盤における市場の盛り上がりが、後の高額落札馬の登場に繋がっていく流れとなっていたが、この日は上場番号1番のシェリールの2014(牡、父ルーラーシップ)が3000万の一声から一気にその額を上げていき、6600万円で阿部雅英氏が落札。このいきなりの高額落札馬登場に、会場内の空気もヒートアップしたかのように、鑑定台に表れた上場馬には次から次へとハンマーが落とされていく。落札率は脅威の100%をキープしていく中、この日、最初のミリオンホースとなったのは、やはりディープインパクト産駒のキングスローズの2014(牡、父ディープインパクト)。1億どころか2億まであと一声となる1億9500万円で里見治氏が落札した。

キングスローズの2014との記念撮影後、記者会見に応じた里見氏は、「池江(調教師)とも相談をしていた馬でしたが、動きも柔らかく、馬体も含めて高い評価をしていました。2億を超えたら(競るのを)止めようと思っていただけに、落札できて良かったです」

と笑みを浮かべていた。続くミリオンホースもまた、ディープインパクト産駒のラッシュラッシーズの2014(牡、父ディープインパクト)で、落札者は金子真人ホールディングス(株)。1億を遥かに超える2億3000万円の落札額に、鑑定人がハンマーを下した瞬間に、会場内からは落札者に対する拍手も起こっていた。

母が仏オークスを含むG1を3勝。全欧3歳牝馬チャンピオンにも輝いたサラフィナの初仔となるサラフィナの2014(牡、父ディープインパクト)は、1億6000万円で(株)キーファーズが落札。(株)キーファーズはこの日、牝馬の最高落札馬となるコケレールの2014(牝、父ディープインパクト)も落札している。

この日、ディープインパクト産駒以外で初めてのミリオンホースとなったのが、トリプレックスの2014(牡、父キングカメハメハ)。キングカメハメハ産駒は今年の牡馬、牝馬のクラシック戦線で3勝。また、ラブリーデイも宝塚記念を制するなど活躍が目立つ中で、この1歳世代は種付けをシーズン途中で中断したことで産駒数が少なく、この1歳セッションにも上場馬は5頭しかいなかった。その上場馬すべてが落札されているように、キングカメハメハ産駒に対する希少価値もまた、バイヤーの購買意欲を促したような印象を受ける。

その後も、コンテスティッドの2014(牡、父ディープインパクト)が、この日、5頭目となるディープインパクト産駒のミリオンホースとして、1億1000万円で里見治氏が落札。さすがに連続での落札は途切れたものの、それでも90%を優に超える驚異的な売却率を記録していく中、立て続けに2頭のダブルミリオンホースが誕生する。

まず、上場番号107番として姿を見せたのがジョコンダ2の2014(牡、父ディープインパクト)。鑑定人が「1億」と最初の一声を会場内に響かせると、そこから1千万、時には2千万単位で電光掲示板の数字は変わっていき、この日の最高落札額となる2億3500万円で数字が固定されてからしばらくして、ハンマーが落ちた。

落札者は半兄であるサトノクラウン(牡3)も所有していた里見治氏。里見氏は、「2億以上の評価をされるだろうとは思っていました。(落札するのは)無理かなとも思いましたが、馬っぷりの良さを始め、どうしても欲しいと思っていた馬です。兄とは父が変わったことで、また違った活躍も期待したくなります」

と重賞馬の兄弟を手に入れたことに満足そうな表情を浮かべていた。

そのジョコンダ2の2014の直後に上場されたシャンパンドーロの2014(牡、父Tapit)もまた、1億円の一声からあっという間に2億を突破。白熱の競り合いの結果、2億3000万円で金子真人ホールディングス(株)が落札した。シャンパンドーロの2014は、非サンデーサイレンス系種牡馬の産駒としては、この日の最高落札馬ともなった。

その後も活発な取引に象徴されるかのように、売却率は高い水準をキープしていく。ミリオンホースこそ表れなかったが、それでもシェンクの2014(牡、父ディープインパクト)を8000万円で寺田寿男氏が落札、イマーキュレイトキャットの2014(牡、父ディープインパクト)を9800万円で(株)ダノックスが落札するなど、1億円に迫る高額落札馬も誕生し続け、平均落札額を押し上げていく。

この日、最後の上場馬となったモンローブロンドの2014(牡、父ルーラーシップ)を8200万円で近藤利一氏が落札。その結果、売上総額は71億450万円、売却率は88.2%を記録し、この2つの数字はいずれもセレクトセール1歳セッションのレコード。1頭辺りの平均落札額の3383万円もまた、昨年の2803万円を大きく上回り、こちらもセレクトセールにおける1歳取引馬平均価格のレコード(2006年…3132万円)となった。

セール終了後、記者会見に応じた吉田勝己氏は、「期待以上の結果となりました。特にセリ後半の活発な取引には驚きました。平均価格のアップにも証明されているように、上場馬のレベルの向上が、セリ全体の底上げにも繋がった印象があります。世界中のホースマンもこの結果には驚いているのではないのでしょうか」

と満面の笑顔で語っていた。

※取引価格は全て税抜き

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