セレクトセール 2013丹下日出夫のセレクトセール日記(1日目)|せり特集|競馬情報ならJRA-VAN

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丹下日出夫のセレクトセール日記

7月8日(月)|7月9日(火)

 今年はセレクトセール前に、1歳馬を400頭近く見る機会があったと、前振りの見どころで述べたが、その1歳馬の残像というか。イメージトレーニングができていた分、セレクト初日の1歳セールは、いつもの年以上にスンナリと溶け込めたように思う。

おまけに前日の下見で、何頭かのディープインパクト産駒を並べて、馬を引き回して見せてもらうという、とっても贅沢な機会を得たりして。

とりあえず気分だけは、ミリオン級のバイヤーだったりするが(笑)、しかしディープ。

こうやって何頭もの子供たちを並べて見ると、どこかにディープのシルエットを醸し出しながらも、黒いのがいたり、背中や脚が長いのがいたり、全兄や全姉とも、また微妙に違う、いろんなディープ産駒がいるもんだなぁ…。

なんて、そういう意味では、買う方の立場とすれば、例えば、歩様も背中もゆったりめなパーシステントリーの12やアーヴェイの12は、皐月賞にダービー。

コロリと丸いシーズオールエルティッシュの12、いかにもすばしっこそうなラブームの12はNHKマイルC――スイープトウショウの12のような、万能選手もいるが(たぶん)、血統や体型によって、割り切りができるようになったというか。何世代も産駒を送り出すと、“用途別ディープ”を、どの程度の値段で買うか。序列付けみたいなものが、落札価格の差となって、キチンと整理されてきたような気がする。

まあ元々牡馬は、良くも悪くも父親・母親のチカラというか。種牡馬や母系が強調されて出るもんですが、牝馬はいい意味で、父母が中和。このセレクトに上場される馬が特別というワケではなく、ディープ産駒は均一的。

といっても、ミュージカルウェイの12(ワタクシの本日のお気に入り)と、バランセラの12は、似ているようで、やっぱり違う。それぞれに特徴はあるけれど、普通に良質に、ああ・・・、再来年は桜花賞に名前を連ねるだろうなというマイラーが揃っていた。

ディープに次ぐ、お高めの落札馬は、リーディングサイアーの序列通りにキングカメハメハ産駒。

血統通りの評価というか。トゥザヴィクトリーの12は1億500万円。好馬体と身のこなしの良さを買われ、ウィキッドリーパーフェクトの12は1億円。ザレマの12と、ピンクパピヨンの12は9000万円。母系の基本的なパワーもあるけれど、みなさん、ホントにお買い物上手です(笑)。

1歳セレクトは、ハービンジャーとエンパイアメーカーの、評価は果たしてどうかというテーマを、もう一つ見どころで掲げたが、うーん。ハービンジャーは、昨年の当歳に比べると、価格はジリ貧。エンパイアメーカーも、「これだ」と将来を論じきれる産駒が、まだいない(ような気がする)。

まだ産駒がデビューをしていない種牡馬というのは、需要余供給が「いいね」――「いや、そうじゃないかも」――評価を自分たちで上げ下げし、勝手に綱引きをしているというか。そういう一喜一憂のアレコレも、セレクトの楽しみということなんだろうが…。

ちなみに、ワタクシの個人的な好みを最後に述べさせてもらうなら、ピンクガーターの12は、今日のステイゴールド産駒では、一番ではないかと、カタログを見たときからアタリをつけていた。

やっぱ、エアグルーヴ・マニアとすれば、最後の最後に、スペシャルグルーヴの12で大団円。それって、なんか嬉しいかも(笑)。

ライタープロフィール

丹下日出夫(競馬評論家)

「ホースニュース馬」を経て現在は毎日新聞本紙予想。POG大魔王の通称も定着している。

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