セレクトセール 2012総括|せり特集|競馬情報ならJRA-VAN

JRA公式データ配信サービス JRA-VAN

  • メール:office@jra-van.jp
  • 受付時間:10:00〜17:00
  • ※競馬開催のない土日祝・火曜を除く
  • ホーム
  • サイトマップ
  • JRA-VAN広場

セレクトセール 2012総括


アドマイヤキラメキの2011(牡)


スカイディーバの2012(牡)

このセールの1歳セッションではアドマイヤキラメキの2011(牡)が2億5000万、当歳セッションではスカイディーバの2012(牡)が2億5000万と共にディープインパクトの産駒が最高落札馬となった。この2頭を含めて、1歳セッションで4頭、当歳セッションでも4頭のミリオンホースが誕生。1頭当たりの平均落札額は1歳が8569万円、当歳が7907万円となった。さすがに1頭辺りの平均落札額が1億を超えたこともある、全盛期のサンデーサイレンス産駒にはまだ及ばないものの、他の種牡馬とはかなりの差が開いている。

セレクトセールの黎明期、市場の主役となったのはサンデーサイレンス産駒の存在だった。この大種牡馬が亡き後は、「ポストサンデーサイレンス」となりうる種牡馬を生産者とバイヤーが探していた時期もあったが、産駒成績、そしてこの市場結果に象徴されるように、ディープインパクトが「ポストサンデーサイレンス」の座に就いたと言っていい。

ディープインパクトがセレクトセールというピラミッドの頂点を更に高めた一方で、足場をしっかりと支えたのが高い売却率である。1歳セッションでは市場が開始してからしばらくは、90%という驚異の売却率を保ち続けていた。

これはカレンチャン、カレンブラックヒルという近年のセレクトセール出身のGI馬に代表されるように、価格帯を問わずに活躍馬が誕生したことが大きい。未来のGI馬が上場されているセールとしての信頼度を深めたことが、鑑定台に現れて間もない上場馬への過発な競り合いにも現れていた。また、新規の馬主が参入し、時には高額落札馬も落札するなど、市場を活気づけていたことも売却率の高さに繋がった感がある。

またハービンジャーに代表される新種牡馬の産駒たちの好調なセールスだけでなく、マンデラの2011(牝)が1億5000万円で取引されるなど、牡、牝問わず、好調なセールスが行われていたネオユニヴァース。1歳馬を中心に高額取引馬が次々と誕生したキングカメハメハ。1歳、当歳と高い売却率を記録したステイゴールドなど、話題の種牡馬たちの産駒たちが多数揃ったセールということで、種牡馬から産駒を探すバイヤーのニーズも担っていた。

バイヤーの欲しい商品(上場馬)が、高額商品(ディープインパクト産駒)から、新商品(新種牡馬の産駒)まで多数揃っている高級百貨店。今のセレクトセールのあり方はそういえるのではないだろうか。これだけのセールとなったこともあるのだろうが、二日目のセリ終了後、取材陣に囲まれた社台ファームの代表で、そして日本競走馬協会の副会長も務める吉田照哉氏は、

「来年も1歳一日、当歳一日で二日間と言う日程は変えないと思います」

とマイナーチェンジは行わないことを語っていた。これ以上のセリ結果を出すとするなら、売却総額、そして平均価格のアップを目指すのなら、ディープインパクト産駒に代表される上場種牡馬たちの、更なるブランド力の向上にも繋がっていく取引馬の活躍。そして今回、ディープブリランテの全妹となるラヴアンドバブルズの2012(牝)を購入していったPaul Fudge氏のような、外国人バイヤーの市場参入ともなるのだろうか。しかし、記録ずくめの今年の市場成績を見れば、来年はこの数字以上の結果が出たとしても、全く不思議ではないとも言えそうだ。

(村本浩平)

*各馬の落札価格は税別。

ライタープロフィール

村本浩平(競馬ライター)

北海道在住の“馬産地ライター”として、豊富な取材をもとに各種競馬雑誌で活躍中。

競馬の総合情報ツールの決定版
JRA-VAN NEXT(ネクスト)

  • 予想機能・リアルタイムのオッズ・馬券購入など役立ち機能がたくさん
  • JRA公式データをリアルタイムで提供!

NEXT(ネクスト)詳細

今すぐお試し!1ヶ月無料(お試し版ダウンロード)

JRA-VAN
ケータイサービス

  • JRA公式データの充実度はそのまま!なのに、携帯画面でも見やすい!
  • 基本情報からお役立ち機能、お楽しみ要素までしっかりご用意しています

ページトップへ戻る

競馬予想のJRA-VAN