セレクトセール 2011丹下日出夫のセレクトセール日記(1日目)|せり特集|競馬情報ならJRA-VAN

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丹下日出夫のセレクトセール日記

7月11日(月)|7月12日(火)

 その産駒が走り始めて、今年が二年目。ディープインパクトの仔を、馬主サイドは、どうとらえているのか。高値に向かうのか、値崩れを起こすのか。1歳セレクトの動向は、実はディープ産駒の底値の決まり方が、今年の1歳セールのテーマのように感じていた。

 どちらかに針が振れるとすれば、そのきっかけは、たぶんエアグルーヴの2010。最低でも1億円を切ることは(主取りは)、まずないだろうとは思っていたが、結果はセレクト史上歴代第三位の、1歳セレクトとしては最高の、3億6千万円にジャンプアップ。

 この大商いを契機に、ディープ産駒の模様眺めが、売り手も買い手も、強気の売りと買いに触れ始めたような気がする。

 なんて、ワタシの生涯獲得賃金より、たぶん高いだろう、3億6千万円という数字を目の前にして、オレの存在価値とは何なのか。ふと、矮小な自分自身の来し方行く末を思い浮かべたりもするが(笑)、このエアグルーヴの牝系が、社台グループ以外の個人馬主に売却されたことによって、エアグルーヴの2010の将来というか。「エアグルーヴ10年の計」ともいうべき、もうひとつのテーマが、生まれたのかもしれないなぁ。

  この1歳牝馬が来夏競走年齢に達し、まずは新馬――桜花賞にオークスがあり、古馬となって、新たなGT展開が始まり、競走生活を終え繁殖に上がる。

  しかし、本当のエアグルーヴの2010年の存在価値は、母となって一番仔、二番仔と子どもを産み、その仔が娘の、そのまた娘が繁殖となって、10年後に、新たなエアグルーヴ一族が枝を伸ばし、新たな「大樹」を作るのだ。

 エアグルーヴの2010の、本当の価値は、実は10年後のアレコレにあるのかもしれない。

 しかし、セレクトに参加した、ほぼすべての関係者の前に、立ち姿を披露したエアグルーヴの2010よ、ご苦労さん。

 この追い風を背に、クライウィズジョイの2010、アドマイヤキラメキの2010、グラッブユアハートの2010、ラトラヴィアータの2010等々のディープ産駒が、次々と高額で落札。この勢いが、キングカメハメハ×マイケイーティーズの2億6千万円へと、再び結びついたような気がするが、気のせいか。

 2010年産駒がラストクロップとなる、アグネスタキオン産駒も、エアデジャヴーの2010を送り出し堅調。まだ競走馬として結果は出ていないけれど、1歳となったチチカステナンゴ産駒も、ブリブリの肉体派サンデーピクニックの2010の登場によって、安心感を得られたか。

 昨年の当歳を見たときに感じたことだが、四肢が頑強で、首・背中・胸前・トモと、各パーツごとのメリハリもあり、産駒にムラがない。

 若干、足が短めで、前脚が伸びない切れない印象も受けるが、これだけは走ってみないと何ともねぇ(笑)。

ライタープロフィール

丹下日出夫(競馬評論家)

「ホースニュース馬」を経て現在は毎日新聞本紙予想。POG大魔王の通称も定着している。

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