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セレクトセール 2010総括

7月12日、13日の二日間に渡って、苫小牧市・ノーザンホースパークで開催された「JRHAセレクトセール2010」(主催・社団法人日本競走馬協会)。 13日は当歳セクションが行われ、上場頭数208頭で141頭が売却。売却率は67.8%と昨年の当歳セクションにおける売却率64.7%を上回り、売上総額は33億3900万円となった。

05年以来の二日間開催、しかも1歳セクションと当歳セクションが分割された日程としては、初めてとなる今年のセレクトセールだったが、二日間を通しての総売上は64億9610万円を記録。落札率も74.4%と、セクションを問わず、好調な売れ行きを示した。

昨日の記者会見で、「カタログ的にも楽しみな馬が揃っていますし、明日も熱の入った取引が期待できそうです」と当歳セクションの盛り上がりを予告していた吉田照哉氏(社台ファーム代表、日本競走馬協会副会長)は、「日本においては当歳馬で馬を買うという意識が強いようです。また上場馬のブラックタイプも揃っていたこともあってか、事前の下見に来られる人の数も多かったですし、何よりも当歳馬のセリは一度火が付くと盛り上がりが凄いですね」と笑顔を浮かべながら話していた。 その吉田氏の言葉を裏付けるように、盛り上がりを見せた当歳セクションでは、アコースティクスの2010(牡、父ネオユニヴァース)、フェスタデルドンナの2010(牡、父ゼンノロブロイ)と2頭の1億円馬が誕生。また、ディープインパクト産駒も9200万円で取引されたデータの2010(牡、父ディープインパクト)を筆頭に、軒並み高評価を集めた。

来年の日程について質問の答えを求められた吉田氏は、「理事会の話し合いにもよりますが、お客様の反応も良かったですし、来年も1歳、当歳の二日間で開催すると思います」と明言。また、世界の市場が1歳セクションに移行する中でも、当歳セクション上場馬の規模を維持していくことも合わせて話した。

これまでとは違って、1億を超えるような高額取引馬の減少や、1頭当たりの平均売却額の低さから、セレクトセールの衰退を取り上げるメディアもあったのは事実である。 しかし、一日の上場頭数としては史上最多となる1歳セクションの214頭、そして当歳セクションの208頭のセリを円滑にこなしながら、両日共に高い売却率を記録したことは、販売者が時代のニーズにあったリザーブの設定を行い、そして飼養者が管理の行き届いた馬を送り出したからと言える。

また日本競走馬協会の運営や、牧場スタッフや関係者各位の仕事ぶりが、長時間に渡ったセールにおいて、バイヤーの購買欲を最後まで削ぐことが無かったことも、高く評価しなくてはいけないだろう。

日本最大の競走馬市場として知られ、何より数々の名馬を送り出してきたセレクトセールだからこそ、その結果が良きにしろ悪きにしろ、様々な注目を集めることとなる。その中でも最も評価のしやすい売り上げと取引価格が取りだたされることも多いが、むしろ、停滞する競走馬市場において驚異的な落札率を記録したことを、さすがセレクトセールだと賞したい。来年、取引馬の活躍と共に、どのようなセールが展開されるのかも楽しみでならない。

*各馬の落札価格は税別。

ライタープロフィール

村本浩平(競馬ライター)

北海道在住の“馬産地ライター”として、豊富な取材をもとに各種競馬雑誌で活躍中。

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