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セレクトセール2009特集

セレクトセール2009総括

「JRHAセレクトセール2009」は、1歳市場の好調な売り上げで幕を開けた。

 日本競走馬協会副会長で社台ファームの代表でもある吉田照哉氏も、「血統だけでなく、馬体も素晴らしい上場馬が多かった」と評価していたように、GI馬の兄弟や新種牡馬の産駒といった良血馬は、しっかりとしたセリ馴致を受けて更にその魅力を高めていった。

 ネオユニヴァース、アグネスタキオンといったサイヤーランキングで上位に位置する種牡馬の産駒たちのセリで活発な取引の声がかかる中、ディープインパクト産駒のロッタレースの2008(牡)が1億1500万円で落札。この日、初めてのミリオンホースとなった。

 次にミリオン越えを果たしたのが、マイケイティーズの2008(牡、父ロックオブジブラルタル)で、落札額は1億4500万円。フサイチエアデールの2008(牡、父シンボリクリスエス)も1億円で落札。マイケイティーズの2008はGI3勝馬アドマイヤムーンの兄弟であり、フサイチエアデールの2008も朝日杯FSの勝ち馬フサイチリシャールの兄弟と、高額取引馬をミリオンまで押し上げた背景には、母系の良さが深く関係していたと言える。

 この日は156頭の1歳馬が上場され、うち122頭が落札。落札率は78.2%となり、売却総額は昨年を上回る26億9940万円となった。この落札率は1歳市場では過去最高であり、このことについて吉田氏は、「売れることを目標にしていたので、リザーブ金額を下げたのですが、そのことが活発なセリに繋がった印象を受けます。それは1頭あたりの売上金額は下がっていないことにも現れていますし、購買者も1歳馬を購入する流れに変わってきているのではないのでしょうか」と分析していた。また、この結果を受けて、将来的には1歳馬の上場頭数を増やすなど、更に1歳市場に力を入れていく考えも述べていた。

 一方、これまでセレクトセールの代名詞でもあった当歳市場には、当セールの取引馬であるアドマイヤムーンや、最優秀短距離馬に2度輝いたダイワメジャーの初年度産駒が上場。ダイワメジャー産駒では、ディープインパクトの兄弟となるウインドインハーヘアの2009(牡、父ダイワメジャー)が1億6500万円で落札と、今年の当歳市場の最高落札額を記録。このセール最多となる29頭が上場され、そのうち19頭が落札された。一方、アドマイヤムーン産駒では、チリエージェの2009(牡、父アドマイヤムーン)が父譲りの好馬体で評価を高めるなど、13頭中5頭が落札されている。

 当歳市場ではウインドインハーヘアの2009の他にも、エヴリウィスパーの2009(牡、父ディープインパクト)、マイケイティーズの2009(牡、父シンボリクリスエス)と3頭のミリオンホースが誕生。シンボリクリスエスはマイケイティーズの2009の他にも、好調な取引が続き、16頭の上場ながらうち14頭が落札。落札総額も5億5850万円を記録した。この記録を上回ったのがディープインパクトで、29頭の上場で21頭が落札。売却総額は7億9900万円と、8億円の大台に迫った。先日、急逝したアグネスタキオンも落札総額5億4300万で落札率82.1%といずれ衰えぬ人気を証明した。

 3日目のセリが終わった後で総括に臨んだ吉田氏は、「当歳市場だけを取るのなら売り上げは落ち込みましたが、3日間の売却率では、昨年より1%しか数字を落としていない。今の経済状態にあったセリとなった中、トータルで言うのならいい馬を上場して、多くの方に買っていただけたことからしても、いいセリ市ができたと思います」と笑顔を見せていた。

*各馬の落札価格は税別。

 

村本浩平(競馬ライター)
北海道在住の“馬産地ライター”として、豊富な取材をもとに各種競馬雑誌で活躍中。

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