G1特集 第67回 安田記念G1特集 第67回 安田記念

歴代優勝馬ピックアップ

競馬予想・競馬情報トップ > G1特集 > 安田記念 > 2017 > 歴代優勝馬ピックアップ

末脚を研ぎ澄ませてつかんだG1初制覇
2012年 ストロングリターン

歴代優勝馬ピックアップ

前年の安田記念で悔しいクビ差2着だったストロングリターン。しかし、雪辱を期した12年安田記念では研ぎ澄まされた末脚を発揮し、見事にG1初制覇を飾った。

本命不在の混戦ムード

2012年の第62回安田記念にはアパパネやローズキングダムら国内マイルG1勝ち馬が6頭出走していたが、いずれも近走不振。香港から参戦のグロリアスデイズとラッキーナインも大きな支持を集めるには至らなかった。前哨戦の京王杯スプリングCで久々の勝利をあげたサダムパテックが押し出されるようにして1番人気に支持されたものの、単勝オッズ6.6倍。誰もが本命探しに悩んでいた。

この混戦を断ち切ったのが、ストロングリターンである。

3歳時の09年には毎日杯6着、ラジオNIKKEI賞3着と重賞の壁を破れなかったストロングリターン。だが、その後は末脚に磨きをかけて、10年には1000万下と準オープンを、11年には準オープンと京王杯スプリングCをそれぞれ連勝。さらに安田記念では2着と好走し、晴れてマイル路線のトップクラスへと仲間入りを果たすことになる。

グランプリボスをクビ差ねじ伏せる

6歳を迎えたこの年は、久々の京王杯スプリングCを叩いて4着。前年の雪辱を狙っての安田記念出走だった。

その大望を鮮やかに叶える差し脚を、ストロングリターンは披露する。中団やや後方寄りの馬群で脚をため、直線では馬場の真ん中に持ち出されてスパート。前年のNHKマイルC勝ち馬グランプリボスと叩き合いながら先行勢を交わすと、最後はグランプリボスもクビ差ねじ伏せての先頭ゴールだ。

勝ちタイムはレースレコードとなる1分31秒3。じっくりと研ぎ澄ましてきた切れ味を存分に発揮してのG1初制覇だった。