JRA公式データ配信サービス JRA-VAN

馬券購入に役立つオッズ情報や競馬情報をはじめ、競馬データによる競馬予想の楽しさをご紹介。

  • メール:office@jra-van.jp
  • 受付時間:10:00〜17:00
  • ※競馬開催のない土日祝・火曜を除く
  • ホーム
  • サイトマップ
  • JRA-VAN広場

アサクサデンエン 地道に成長を続けてきた末のG1タイトル[2005年]

5歳暮れにオープン入り

 2001年11月に東京芝1600mで新馬勝ちを飾ったアサクサデンエン。だが、その時、いやそれから数年を経過した時点でも、この馬が同じコースでG1を勝つことを予見できた者はいなかったに違いない。

 なにしろアサクサデンエンの足取りはゆったりとしたものだった。2戦目も中山のマイル戦を勝ってデビュー2連勝をマークしたものの、以後は休みがちのローテーションとなって、3勝目は03年4歳の5月のこと。同年の秋には1000万下を連勝してこのクラスでは力量上位であることを証明したのだが、またも長期休養を挟み、次の勝利は04年の暮れまで待たなければならなかった。

 気がつけばそれは5歳最終戦でようやく果たした準オープン卒業だった。

重賞初制覇の勢いに乗って安田記念へ

アサクサデンエン写真

  地道に戦い続けたアサクサデンエンに称える点があるとするなら、安定感だ。新馬から5歳最終戦までの計18レースで掲示板を外したのは5度。そのほとんどが休み明けや、条件馬の身で挑んだ重賞など言い訳が可能な敗戦だった。たとえ負けても堅実に前との差を詰める末脚は使っており、ダート重賞のユニコーンSでも4着に食い込むなど守備範囲以外の戦いでも大崩れすることはなかった。

 あと必要なものは、勝ち切る爆発力とクラス負けしない自信。それも05年、6歳シーズンになると着実に身につけていく。

 ニューイヤーSでは、最後方グループから2着にまで追い込んでオープンでもやれることを立証。東京新聞杯ではハットトリックの4着、マイラーズCではローエングリンの3着とタイトルまであと一歩のところまでこぎつけた。そして、京王杯スプリングCではレコード勝ちで重賞初制覇を成し遂げ、勢いに乗って初のG1・第55回安田記念へと乗り込んだのだ。

国内、海外の強豪を従えて先頭ゴール

 この一戦、テレグノシス、ダイワメジャー、ダンスインザムードと実績十分な馬たちが揃い、香港からはサイレントウィットネスやブリッシュラックといった強豪が来日しているとあって、アサクサデンエンは前哨戦勝ち馬ながら7番人気という位置。その評価を跳ね飛ばす快走をアサクサデンエンは披露する。

 絶好のスタートから中団に控え、直線では持ち前の瞬発力で猛然とスパート。粘るサイレントウィットネスを交わし、追い込むスイープトウショウも退けての先頭ゴールだ。

 地道な歩みの中で磨き続けた確かな末脚を見事に結実させたG1初挑戦初制覇だった。

ページトップへ戻る

競馬予想のJRA-VAN