G1特集 第66回 安田記念G1特集 第66回 安田記念

歴代優勝馬ピックアップ

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血に宿るマイルの才能がついに開花
2001年 ブラックホーク

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マイルG1をなかなか勝てずに7歳を迎えたブラックホーク。この安田記念では思い切った後方待機策から大外を一気に伸びて、悲願のマイルG1制覇を果たした。

マイルG1では結果を出せず

父は数々の名マイラーを送り出した大種牡馬Nureyev。母はマイル重賞勝ち馬Silver Lane。母の父Silver Hawkもマイルの重賞ウイナーだ。ブラックホークの血筋には、十二分にマイルのビッグレースに対する適性が詰まっていたといえる。

事実デビュー勝ちも、2勝目から4勝目も、初の重賞タイトルとなったダービー卿チャレンジトロフィーも、すべてマイル戦。1600mの芝を舞台に、ブラックホークは着々と実績を積み上げていった。

が、なぜかマイルG1でブラックホークは苦戦を強いられた。1998年の安田記念は2番人気11着、翌99年マイルCSは2番人気3着。00年は安田記念が2番人気9着で、マイルCSが2番人気8着。この間にスプリンターズSでは99年にG1初制覇を果たし、翌年も3着。高松宮記念は00年4着、01年2着とスプリント戦線ではコンスタントに活躍しながらも、手にしていいはずのマイルG1には遠く届かぬ日々を過ごしていたのである。

後方待機から怒涛のラストスパート

ようやく本領を発揮したのは01年、7歳で挑んだ第51回安田記念でのこと。絶好のスタートを決め、けれど無理せず後方に控えたブラックホークは、直線で大外から怒涛のラストスパートを繰り出す。この思い切った策が奏功。先行抜け出しから勝ちパターンに持ち込んだブレイクタイムを最後に捉えると、さらに1馬身突き放す。その血に宿るマイルでの爆発力を鮮やかに見せつけて、堂々の先頭ゴールを果たしたのである。