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フェアリーキングプローン 魅せた香港馬の実力[2000年]

香港最優秀スプリンター

 以前は“格下”と見られ、香港所属馬が日本のレースで人気になることはなかった。1998年の安田記念では香港ダービー馬オリエンタルエクスプレスがタイキシャトルの2着に健闘、1999年のジャパンカップでは香港の年度代表馬インディジェナスが2着となったが、それでもまだ香港所属馬を脅威と感じる人は少なかっただろう。

 香港馬の実力を見直させるきっかけとなったのがフェアリーキングプローンだ。

 一貫してマイル以下のレースを使われ続け、5歳5月までに15戦6勝・2着7回の成績を残したフェアリーキングプローン。この間、オリエンタルエクスプレスや香港ダービー馬ホーリーグレイルと接戦を演じ、香港最優秀スプリンターにも輝いている。名実ともに香港を代表する馬だったわけだ。

そうそうたる顔ぶれで10番人気

フェアリーキングプローン写真

 そのフェアリーキングプローンが、2000年の安田記念に出走してきた。前年の安田記念でオリエンタルエクスプレスが12着、ホーリーグレイルも14着と惨敗したことで、いったんは注目されかけた香港馬の影がふたたび薄くなってしまった時期だった。

 加えてこの年の安田記念には、京都牝馬特別と京王杯スプリングCを連勝したスティンガー、スプリンターズSの覇者ブラックホーク、高松宮記念を制したキングヘイロー、NHKマイルC勝ち馬シンボリインディとGI馬がズラリと揃い、イギリスからもG1で2勝しているディクタットが来日。フェアリーキングプローンが10番人気に甘んじたのも仕方なかったといえるだろう。

驚かせた香港馬のワンツー

 ところが、もっとも強いレースをみせたのはフェアリーキングプローンだった。キングヘイロー、スティンガー、後のスプリント王トロットスターらが叩き合う直線、その外を豪快に駆け上がるフェアリーキングプローンとディクタット。特にフェアリーキングプローンの伸び脚は強烈で、ディクタットに1馬身4分の1差をつけて先頭ゴール。あらためて「香港馬、侮りがたし」ということを日本のファンに印象づけたのである。

 現在では香港のチャンピオンズマイルなどと安田記念とを結ぶ「アジアマイルチャレンジ」がおこなわれていることもあり、毎年のように香港最強クラスの短距離馬が安田記念に参戦、人気も集め、日本の名マイラーたちと好勝負を繰り広げている。

 それはフェアリーキングプローンが切り拓いた道だったといえるだろう。

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