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ヤマニンゼファー 世界の強豪も破って連覇[1993年]

初の国際レースに2頭来日

 1993年、国際レースとなった安田記念には、スキラッチとキンジテ、豪州最強の短距離馬2頭が参戦するとの噂もあった。当時、同じ国際レースであるジャパンカップは第12回までおこなわれ、外国馬が9勝。もし海外のエース級が来日したならマイルでも日本馬が苦戦すると予想されたが、結局は実現せず。参戦した外国馬は仏G1ジャン・プラ賞の1着馬キットウッド、米G3勝ち馬ロータスプールの2頭のみとなった。

 この相手なら十分に太刀打ちできると考えたファンは、日本馬のエース級3頭に外国馬撃破の望みを託した。

迎え撃つ3頭の日本勢

ヤマニンゼファー写真

 1番人気に支持されたのは、この前年に桜花賞とスプリンターズSを制しているニシノフラワー。年明け初戦のマイラーズCも快勝し、短距離での切れ味はナンバー1と目されていた存在だ。2番人気がヤマニンゼファー。前年の安田記念で重賞初制覇を果たした後、マイルCS5着、スプリンターズS2着など勝ち切れないながらも堅実に駆け、前哨戦・京王杯スプリングCで久々の勝利をあげての臨戦だ。マイルCSの2着馬で京王杯スプリングCはヤマニンゼファーの2着だったシンコウラブリイが3番人気。いまだGI勝利はなかったが、高い素質が注目を集めていた外国産の牝馬である。

 このうち、見事期待に応えてみせたのがヤマニンゼファーだ。しかも、4番人気キットウッド、7番人気ロータスプール、そして日本馬のライバルたちを堂々と力で降しての勝利だった。

40年ぶりの安田記念連覇

 マイネルヨースの逃げを、ヤマニンゼファーは果敢に2番手で追走する。そのすぐそばにはシンコウラブリイ、ロータスプール。直後にはキットウッド、ニシノフラワーなど。ある意味、すべての有力馬がヤマニンゼファーを目標にレースを進めていたといえる。

 が、これらをヤマニンゼファーは振り切ってみせた。直線で先頭に立ったヤマニンゼファーに、追いつこうとしても追いつけない後続たち。結局、最後の末脚に賭けた伏兵イクノディクタスが2着に追い込むのだが、これを1馬身4分の1後方に見てヤマニンゼファーは1着ゴール。実に40年ぶり、グレード制導入以後では初となる安田記念連覇をヤマニンゼファーは達成したのである。

 この年の秋には天皇賞も制してみせたヤマニンゼファー。長い直線をしぶとく粘る。そんなレースぶりが印象に残る名馬だった。

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