G1特集 第65回 安田記念G1特集 第65回 安田記念

歴代優勝馬ピックアップ

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王者の名にふさわしい堂々たる完封劇
1988年 ニッポーテイオー

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前年の安田記念では2着に敗れたニッポーテイオー。この年は前走で敗れたダイナアクトレス、前年の勝ち馬フレッシュボイスらを破って見事な逃げ切り勝ちを決めた。

ビッグタイトルで勝ち切れない

デビューからの6戦で1勝止まり。皐月賞8着、NHK杯(当時は2000mのダービートライアル)8着と敗れたことで、ニッポーテイオーはクラシックロードに見切りをつけ、中距離以下のレースに専心することとなる。

すると、ニュージーランドTを3馬身半差で圧勝。函館記念が逃げ切り勝ち、スワンSや京王杯スプリングCでも1着となるなど、安定した成績を残すようになっていった。

が、ここでもビッグタイトルの壁は厚かった。マイルCSはタカラスチールのハナ差2着、安田記念はフレッシュボイスの豪脚に屈して2着、宝塚記念ではスズパレードの2着。栄冠に嫌われる日々が続く。

持ち前のスピードで他馬を圧倒

ようやくの本領発揮は4歳秋。天皇賞を5馬身差で逃げ切ってG1初制覇を果たすと、続くマイルCSも2番手から力強く伸びて5馬身差完勝。すっかり古馬マイル〜中距離路線におけるスターの座に定着したニッポーテイオー。5歳を迎えた1988年シーズン、京王杯スプリングC2着を経て、第38回安田記念へと向かったのだった。

前走ではダイナアクトレスに競り負けたものの、当時は休み明けで斤量は59キロ。一度叩かれ、57キロに戻ったここではレースは完全にニッポーテイオーの支配下にあった。ガッチリと手綱を引かれたまま隊列を先導し、直線でも余裕を持ってスパート。高く上げた四肢で芝を叩くニッポーテイオーはそのままリードを保ち、ダイナアクトレスの追撃を1馬身差振り切る。まさに王者らしい、堂々の完封劇だった。