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第62回 安田記念特集 2012年6月3日(日)15時40分発走 東京競馬場 芝1600m

春の最強マイラー決定戦 東京芝1600m〔Cコース〕

コース図(東京芝1600m)

内の先行馬が止まりにくい馬場

 通常は3回東京開催6日目に行われるレースだが、今年は変則のため3回東京開催2日目での一戦。しかし、レース時期は例年と同じで、先週の日本ダービーに引き続きCコースが使用されるという点も同じだ。Cコースは内ラチ沿いから6mに仮柵がある。安田記念でのCコースの使用は07年以降、6年連続となる。芝は野芝にイタリアンライグラスをオーバーシードした状態。馬場状態は全体的に良好だ。先週の日曜日に行われた日本ダービーの勝ちタイムは2分23秒8(良)。キングカメハメハがマークしたレースレコードに0.5秒差という速い時計だった。同時に、内の先行馬が止まりにくいという傾向も見える。安田記念は通常、良馬場で行われれば1分32秒台のタイムは楽に出る。元々スローペースにはなりにく一戦であることを考えると、今年は31秒台の決着も見込まれる。

毎年例外なく厳しい流れになる

レース写真(東京芝1600m)

 東京芝1600mのスタート地点は、向正面直線の2コーナー出口。ホームストレッチ、バックストレッチともに500m弱あり、長い2本の直線を2つのコーナーで結んだシンプルかつ壮大なコースとなっている。3コーナーまで距離が十分にあるため、枠順にかかわらずテンからガツガツ行く必要はないが、下り坂のスタートなので自然とペースは上がる。過去10年、安田記念の前半3ハロンの最速は09年の33秒4で、最も遅かったのは06年の34秒8。同じ良馬場ながら1秒近くの差が出ているが、09年はその分中間に12秒1のラップが二つ入ったし、06年はゴールまで淀みない一定のラップが続いた。こうして毎年例外なく、最終的には厳しい流れになるのがこのレースの特徴だ。

逃げ馬だけは苦しい

 昔から東京芝1600mは「マイル戦の中で日本一タフなコース」と言われている。したがって、生粋のマイラーだけが得意とする舞台ではない。中距離でも通用するスタミナを持っているにも有利な舞台だ。時計が速いのでスピードは当然重要になるのだが、最後は脚が上がる消耗戦になりやすい。スプリンターではなかなか息が持たないのだ。過去10年、このレースにおける脚質別成績は、逃げ馬が【0.1.0.9】、先行馬が【4.2.2.24】、差し馬が【5.3.5.80】、追い込み馬が【1.4.3.36】という成績。逃げ馬が苦しいのは明らか。好走馬の数では差し馬だが、先行馬は勝率12.5%、連対率18.8%、複勝率25.0%と差し馬に比べて倍以上の成績を残している。追い込み馬は連対率・複勝率で差し馬を上回っている。つまり、逃げ馬以外は特に気にする必要はない。

 枠順別成績は2枠が【3.0.3.14】で勝率・連対率が15.0%でトップ。同じく15.0%の連対率があるのが3枠。1枠も【1.1.2.16】なので全体的に内がいい。しかし、8枠も【2.3.3.22】、7枠は【2.1.0.27】。外枠も悪くない。ということで中枠がやや不振という傾向がある。

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