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安田記念特集
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カギは「外国籍種牡馬」と「ノーザンダンサー系」

1)ノーザンダンサーの血を重視したい

 過去10年の連対馬データから、重視したいのはノーザンダンサーの血。4勝・2着4回、連対馬20頭中10頭の母父がノーザンダンサー系と圧倒的優位を誇っている。

 あまりなじみのない種牡馬の子が香港やドバイからやって来ることも多い安田記念だが、連対を果たした外国馬を見ると、フェアリーキングプローン(父Danehill)、ディクタット(母の父Sadler's Wells)、ブリッシュラック(父Royal Academy)、アルマダ(父Towkay、その父Last Tycoon)と、日本でも実績のあるノーザンダンサー系種牡馬の血がちゃんと入っていることがわかる。

 父・母父ともにノーザンダンサー系でなかったのは、ツルマルボーイとウオッカだけ。ただしツルマルボーイにはノーザンダンサーのインブリードがあり、この年の2〜5着馬はすべて父か母父がノーザンダンサー系だった。

 ウオッカを「常識の範囲外にいたスーパーホース」と考えれば、安田記念で好走するためにはノーザンダンサーの血が必須といえるはずだ。

【過去10年の連対馬の父と母父】

過去10年の連対馬の父と母父

2)穴馬を見つけるカギもノーザンダンサーにあり

 単勝オッズ20倍以上の伏兵で3着以内に来たのは過去10年で8頭。このうちフェアリーキングプローン(父Danehill)、ブラックホーク(父Nureyev)、ブレイクタイム(父デインヒル)、アサクサデンエン(父Singspiel)、ジョイフルウィナー(母父Last Tycoon)、ジョリーダンス(母父Peterhof)の6頭は、父か母父がノーザンダンサー系だ。

 残るは2頭。エイシンドーバーの父Victory Gallop、ファリダットの父Kingmambo、ともにミスタープロスペクター系×ノーザンダンサー系という配合で、ファリダットにはノーザンダンサーのインブリードがある。

 そして、8頭中6頭が外国馬・外国産馬だ。
 さしずめ「ノーザンダンサーと外国風味の濃い馬が穴」といったところである。

3)スピード競馬に対応できる素養が必要

 優勝馬の父・母父について、1200〜1800m重賞における現役成績をまとめたのが下の表。ほとんどの馬が、父・母父ともに格の高い短距離重賞を勝っていることがわかる。また、節目となる重賞でレコード勝ちを果たした種牡馬も多い。

 スピード競馬に対応できる素養が必要といえそうだ。

【優勝馬の父・母父 1200〜1800m重賞での実績】

馬名 父・母父の実績
2000 フェアリーキングプローン 父DanehillはスプリントC勝ち馬/母父父Luthierはジャック・ル・マロワ賞勝ち馬
2001 ブラックホーク 父Nureyevは英2000ギニー1着失格/母父Silver HawkはクレイヴァンS勝ち馬
2002 アドマイヤコジーン 父CozzeneはBCマイル勝ち馬/母父ノーザンテーストはフォレ賞勝ち馬
2003 アグネスデジタル 母父Chief's CrownはBCジュヴェナイル勝ち馬
2004 ツルマルボーイ 母父サッカーボーイはマイルCS勝ち馬
2005 アサクサデンエン 母父Machiavellianはサラマンドル賞勝ち馬
2006 ブリッシュラック 父Royal AcademyはBCマイル勝ち馬/母父AlyshebaはフィリップHアイズリンH勝ち馬
2007 ダイワメジャー 父サンデーサイレンスはサンタアニタダービー勝ち馬/母父ノーザンテーストはフォレ賞勝ち馬
2008 ウオッカ 父タニノギムレットはNHKマイルC3着/母父ルションはムーラン・ド・ロンシャン賞勝ち馬
2009

4)配合に注目

 種牡馬(父馬と母父)を、外国籍、輸入種牡馬、内国産に分けて考えると、過去10年の連対馬のべ20頭の父×母父は次のような配合となっている(デインヒルやウォーニングなどは日本に輸入されているが、JRA−VANデータで血統を見た際、アルファベット表記される場合は外国籍、カタカナ表記される際は輸入種牡馬と考える)。

配合 成績
外国籍×外国籍 5勝・2着4回
外国籍×輸入 1勝
輸入×輸入 1勝・2着5回
内国産×外国籍 0勝・2着1回
内国産×輸入 2勝
内国産×内国産 1勝

 外国籍の種牡馬が優勢、輸入種牡馬どうしの配合では2着が多い、という傾向だ。


■■結論■■

 狙うべきは「外国籍種牡馬の子」で「父か母父がノーザンダンサー系。いずれも格の高い短距離重賞を勝っていること」という条件を満たす馬となる。

 まずはスズカコーズウェイ。父Giant's Causewayはノーザンダンサー系でマイルG1の勝ち馬、母父French Deputyもマイル実績の高いノーザンダンサー系だ。

 エーシンフォワードも父Forest Wildcatがノーザンダンサー系。ダート短距離のG3級だが、その父は大種牡馬Storm Cat。また母父Cure the Bluesはローレルフューチュリティ勝ち馬で父の実績不足をカバーできる可能性はある。

 輸入×輸入の配合では、父ロドリゴデトリアーノがノーザンダンサー系で2000ギニー勝ち馬というスーパーホーネットが2着候補。

 内国産種牡馬の子からはトライアンフマーチ。父スペシャルウィーク(その母父がノーザンダンサー系)、母キョウエイマーチ(桜花賞馬)、母父ダンシングブレーヴ(2000ギニー勝ち馬)という血統だ。またマルカフェニックスも、ノーザンダンサーのインブリード&母父Miswaki(サラマンドル賞)で面白い。

 が、真の本命馬は香港勢だろう。

 ビューティーフラッシュは、父が2000ギニー馬Golan、母父はVolksraad(ノーザンダンサー系でGreen Desertの子)。フェローシップは、父O'Reillyがニュージーランドとオーストラリアのマイル路線で活躍したG1馬で、その父がLast Tycoon、母父もノーザンダンサー系だ。

【トライアンフマーチの血統表】

トライアンフマーチの血統表

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