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安田記念特集
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ノーザンダンサーの血は必須

1)ノーザンダンサーの血を重視したい

 過去10年の連対馬を見ると、ノーザンダンサー系とヘイルトゥリーズン系、この二大勢力が例によって好調だ。

 とりわけ重視したいのは、ノーザンダンサーの血。4勝・2着4回、連対馬20頭中10頭の母父がノーザンダンサー系と優位を誇っている。

 父・母父ともにノーザンダンサー系でなかったのは、エアジハード、ツルマルボーイ、ウオッカという日本産の3頭のみ。このうちエアジハードは母の母の父がノーザンテーストで、ツルマルボーイにはノーザンダンサーのインブリードがある。つまり5代血統表にノーザンダンサーの名を持たない連対馬はウオッカだけだった、ということになる。

【過去10年の連対馬の父と母父】

過去10年の連対馬の父と母父

2)外国馬に関してもノーザンダンサーの血が必須

 あまり馴染みのない種牡馬の子が香港やドバイからやって来ることも多い安田記念だが、連対を果たした外国馬を見ると、フェアリーキングプローン(父デインヒル)、ディクタット(母の父サドラーズウェルズ)、ブリッシュラック(父ロイヤルアカデミー)、アルマダ(父トウケイ、その父ラストタイクーン)と、日本でも実績のあるノーザンダンサー系種牡馬の血がちゃんと入っていることがわかる。

3)実は、人気を裏切るのもノーザンダンサーの血

 1〜3番人気に推されながら着外に敗れた馬は10年間で15頭。父馬別に見ると、ダンシングブレーヴなどノーザンダンサー系が7頭、サンデーサイレンスが5頭、トニービンが2頭、リアファン(ヘイルトゥリーズン系)が1頭となっている。

 このうちノーザンダンサー系の7頭は、重賞2連勝中のキングヘイローが11着、前年のスプリンターズS勝ち馬ブラックホークが9着、前年の勝ち馬フェアリーキングプローンが9着、前走・マイラーズC勝ち馬ジョウテンブレーヴが13着、前年のマイルCS勝ち馬ゼンノエルシドが18着、前走・阪神牝馬S勝ち馬ファインモーションが13着、前年のマイルCS2着&前走・京王杯スプリングC優勝のスーパーホーネットが8着と、一見堅そうな実績馬ほど大敗しているのが不思議だ。

4)スピード競馬に対応できる素養が必要

 優勝馬の父・母父について、1200〜1800m重賞における現役成績をまとめたのが下の表。ほとんどの馬が、父・母父ともに格の高い短距離重賞を勝っていることがわかる。また、節目となる重賞でレコード勝ちを果たした種牡馬も多い。

 やはりスピード競馬に対応できる素養が必要といえそうだ。

【優勝馬の父・母父 1200〜1800m重賞での実績】

馬名 父・母父の実績
1999 エアジハード    父サクラユタカオーは毎日王冠勝ち馬/母父ロイヤルスキーはローレルフューチュリティ勝ち馬
2000 フェアリーキングプローン 父デインヒルはスプリントC勝ち馬/母父父リュティエはジャック・ル・マロワ賞勝ち馬
2001 ブラックホーク   父ヌレイエフは英2000ギニー1着失格/母父シルヴァーホークはクレイヴァンS勝ち馬
2002 アドマイヤコジーン 父コジーンはBCマイル勝ち馬/母父ノーザンテーストはフォレ賞勝ち馬
2003 アグネスデジタル  母父チーフズクラウンはBCジュヴェナイル勝ち馬
2004 ツルマルボーイ   母父サッカーボーイはマイルCS勝ち馬
2005 アサクサデンエン  母父マキャベリアンはサラマンドル賞勝ち馬
2006 ブリッシュラック  父ロイヤルアカデミーはBCマイル勝ち馬/母父アリシーバはフィリップHアイズリンH勝ち馬
2007 ダイワメジャー   父サンデーサイレンスはサンタアニタダービー勝ち馬/母父ノーザンテーストはフォレ賞勝ち馬
2008 ウオッカ      父タニノギムレットはNHKマイルC3着/母父ルションはムーラン・ド・ロンシャン賞勝ち馬

5)配合に注目

 種牡馬を外国籍、輸入種牡馬、内国産に分けて考えると、過去10年の連対馬のべ20頭の父×母父は次のような配合となっている(デインヒル、ストラヴィンスキー、ウォーニングなどは日本に輸入されているが、JRA−VANデータで血統を見た際、アルファベット表記される場合は外国籍、カタカナ表記される際は輸入種牡馬と考える)。


  外国籍×外国籍 5勝・2着5回

  外国籍×輸入  1勝

  輸入 ×輸入  1勝・2着5回

  内国産×輸入  2勝

  内国産×内国産 1勝


 外国産馬が優勢、輸入種牡馬どうしの配合では2着が多い、という傾向だ。

 さて、今年の出走予定馬。

 登録馬のほとんどにノーザンダンサー系が入っているのだが、そこから絞り込むなら、まずはスズカコーズウェイ。マイルG1で2勝をあげた父ジャイアンツコーズウェイ、マイルG2の勝ち鞍を持つ母父フレンチデピュティ、ともにノーザンダンサー系。フレンチデピュティは輸入されたが、スズカコーズウェイは持込み馬、形の上では外国籍×外国籍の配合となっている。次位が高松宮記念勝ち馬キングヘイロー×グランクリテリウム勝ち馬テンビーという配合のローレルゲレイロだが、この2頭、あまり人気になりすぎると「人気を裏切るノーザンダンサー」になる可能性を秘める。

 2着候補の穴馬としては、父フレンチデピュティ×母父ヘクタープロテクター(仏2000ギニー勝ち馬)のショウナンラノビアをあげておこう。

 非ノーザンダンサー血統でありながら昨年圧勝したウオッカは“別枠・別格”の扱い。香港馬は、昨年2着のアルマダは走破圏内ながら「人気を裏切るノーザンダンサー」の危険あり。サイトウィナーは非ノーザンダンサー血統で軽視が妥当だ。

【スズカコーズウェイの血統表】

過去10年の連対馬の父と母父

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