G1特集 第11回 ヴィクトリアマイルG1特集 第11回 ヴィクトリアマイル

歴代優勝馬ピックアップ

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短距離で磨いた末脚で悲願のG1初制覇
2015年 ストレイトガール

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人気薄の伏兵2頭による「行った行った」かと思われた瞬間、矢のように飛んできたストレイトガール。ゴール寸前で見事に交わし、悲願のタイトル獲得を成し遂げた。

ビッグタイトルまであと一歩

3連単2070万5810円。JRAのG1では史上ナンバー1となる高額払戻金記録が、2015年の第10回ヴィクトリアマイルで飛び出した。

衝撃のレース、その主役はストレイトガール。前年のこのレースで3着があり、スプリンターズS2着、香港スプリント3着と、ビッグタイトルにあと一歩まで迫る実力馬だ。だが、前走の高松宮記念では1番人気で13着と期待を裏切っている。マイル戦では未勝利ということもあって、ここでは単勝オッズ14.1倍の5番人気と評価を下げていた。

先行2頭が大波乱を演出

大荒れの立役者が、他にも2頭いた。まずはミナレット。前年12月にターコイズSを逃げ切っているものの、以降の3戦は14着、11着、5着。18頭立て18番人気の低評価も仕方ないといえる存在だったが、軽快なピッチを刻みながら後続を引き離して逃げ、直線でも懸命に粘る。2番手からこれを追い詰めたのがケイアイエレガントだ。前走京都牝馬Sの逃げ切りがフロック視されたか、相手が揃う今回は12番人気に甘んじていた。

残り100m。ケイアイエレガントがミナレットを捉え、この2頭の決着かと思われた直後に飛んできたのがストレイトガールだった。スプリント戦で磨いたスピードが爆発。ほぼ同じ位置にいた1番人気ヌーヴォレコルトや3番人気レッドリヴェールを置き去りにし、外から追い込む2番人気ディアデラマドレも届かない力強い末脚を繰り出す。

最後はケイアイエレガントをアタマ差交わしてストレイトガールが勝利。悲願のG1制覇を大波乱とともに成し遂げたのである。